第5話『華麗なる逆転』探偵パート1日目(その5) −証拠品−


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弁護士バッジ 成歩堂から受け取った。
これをわたされた目的は
やはり‥‥?
勾玉(まがたま) 成歩堂から受け取った。
人のココロが見えるとか。
‥‥何をバカな。
掛け軸 倉院流霊媒道の家元、
綾里舞子が描かれている。
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あやめのずきん 事件当夜、消灯の鐘を
鳴らす前にもらった。
悪霊から身を守るらしい。
葉桜院の見取り図 この霊行道場の付近の
ようすが描かれている。
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<<お!カルト>>新年号 霊媒業界の情報誌。
葉桜院が紹介されている。
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エリス先生の写真 先生の一番弟子、
天流斎マシスが撮影。
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気象データ 事件当夜の、現場付近の
天気のデータ。
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■2月7日・吾童山の気象データ■
 ‥‥夜半に雪、やがて雷が加わる

降雪:午後7時〜10時50分ごろ
雷  :午後10時〜11時ごろ

おぼろ橋への落雷は、10時45分。
発火から鎮火までの時間は、
約30分かかったと推定される。

あやめ宛てのメモ 本堂より発見。
彼女が捨てたのだろうか。
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葉桜院 あやめ殿 御中

全略
重要なハナシがあります。
今夜10時、極楽庵にてお待ちして
おります。
かならず来てください。
あなたの<<秘密>>を知られたく
なければ‥‥。

天流斎エリスの解剖記録 午後10時〜11時ごろ、
背後より刺され、失血死。
死後、3mの高さを落下。
七支刀 凶器と見られる刀。
刀身に被害者の血液、
被告人の指紋が付着。
被害者のツエ 天流斎 エリスが生前、
持ち歩いていたもの。
本人の指紋が付着。
あやめの証言書 事件当夜は、午後10時
に<<消灯の鐘>>を鳴らし、
事件発生まで自室にいた。
成歩堂 龍一(26) 小学校のころからの親友。
おぼろ橋から転落して
現在、入院中。
糸鋸 圭介(32) 所轄署の刑事。
殺人の初動捜査を担当。
通称イトノコ刑事。
矢張 政志(25) 小学校のころからの親友。
友人になったキッカケは
おぼえていない。
天流斎 エリス(??) 今回の被害者。
年齢不詳の絵本作家。
矢張の師匠。
あやめ(25) 今回の被告人。
<<葉桜院>>の尼僧。
霊力はないらしい。
毘忌尼(48) <<葉桜院>>の住職。
事件の発見者。
ひどくコシを痛めている。
ゴドー(??) この事件の担当検事。
成歩堂に、恨みのような
感情を抱いているという。
綾里 真宵(19) 霊行の修行のために
奥の院側にわたったまま、
閉じこめられている。
綾里 春美(9) 真宵くんのイトコ。
被害者といっしょにいた
らしい。現在、行方不明。




山小屋・極楽庵にて


(「万国旗」を調べる)
御: ‥‥なんなのだ。この
イタイタしいかざりは。
矢: 思い出すよなー、小学校のころの
<<おたのしみ会>>。
クラスのみんなで、キレイに
かざりつけしてさあ。
御: む、むゥ‥‥‥
矢: あ。そういえば、オマエは
ダメだったよなー、そういうの。
糸: え。そうなんスか?
矢: コイツ、ブキヨウでさあ。
折り紙で、ツルも折れねえの。
みんなからなぐさめられて、
クチビルぶるぶるフルわせてたな。
糸: へええ、それは意外な一面
御: だまれッ! ‥‥あのときの
クツジョクは、一生忘れぬ‥‥
ツルならばッ! 今なら、5ミリの
狂いもなく折りあげてみせる!
矢: ‥‥‥‥‥‥‥‥
あのな、御剣よォ。
折り紙で5ミリの狂いといえば、
そうとうなモンだぞ。
糸: そうとうなモンッスよ、御剣検事。
御: (こ、これだから‥‥古い友人は
ヤッカイなのだ‥‥)

(「おぼろ橋」を調べる)
御: 少し遠いが、おぼろ橋が
ハッキリ見える。
矢: あーあ。信じられないよなあ、
‥‥ホント。
御: ‥‥? どうした、矢張。
矢: え! い、いやいや。
なんでもねえよ!
糸: アヤシイそぶりッス!
御: (イヤな予感がするな‥‥)

(「吾童川」を調べる)
糸: これが、吾童川ッス。
流れがはやいため、冬でも
凍ることはないらしいッス。
御: 凍っていたら、成歩堂も
危なかっただろうな。
糸: そりゃそッス!
きっと、すごいイキオイで
川下まですべり落ちていったッス!
御: (‥‥そういうことでは
ないのだが‥‥)

(「階段」を調べる)
御: おぼろ橋へつづいている。
キョリはあるが、ゆるやかだ。
糸: ここへ来るまでに、4回も
すべって転んだッス。
矢: そりゃあ、しかたねえよ
刑事さん。
オレがここへ来るとき、
バナナを4本、食ったから。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なんとォ! そうだったッスか!
矢: 帰りも、気をつけたほうが
いいぜ。バナナ。
糸: ううん‥‥。それは耳よりな
情報ッスね、御剣検事!

(「極楽庵」を調べる)
糸: これまた、ヒドいラクガキッス。
矢: アマいなー、刑事さん。
ゲージュツよ、これは。
オレの、あやめちゃんに対する
暑苦しいアイってヤツ?
御: ‥‥矢張。芸術とラクガキの
ちがいは、なんなのだ?
矢: ‥‥‥‥‥‥‥‥
作者の自覚、じゃねェか?
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
(そんな気もしてきた)
糸: そういうイミじゃ、自分の作る
ベントウも、リッパな芸術品ッス!

(「極楽庵の屋根」を調べる)
御: ワラぶきの屋根が、すっぽり
雪化粧をしている。
糸: 自分、こういうフンイキ、
好きッスねー。
御: <<極楽庵>>‥‥。あるイミ、
ふさわしい名かもしれぬ。
矢: たしかになー。
<<極楽庵>>‥‥
『キワめてタノしいオレ』だもん。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
おぼえておくといい、矢張。
<<庵>>は<<オレ>>とは読まない。