第2話『盗まれた逆転』探偵パート2日目(その2) −証拠品−


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弁護士バッジ ぼくの身分を
証明してくれる、
大切なバッジだ。
勾玉(まがたま) 真宵ちゃんからもらった
もの。心にヒミツを持つ
人物に効力を発揮する。
秘宝展のポスター <<倉院の里・秘宝展>>の
ポスター。Lボタンで
詳細を見ることができる。
仮面マスクの予告状 犯行の前に届く挑戦状で、
エンブレムの情報は極秘。
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高菱屋百貨店 警備課御中

<<倉院の里・秘宝展>>に出品される、
もっとも価値ある美術品をいただき
に参上いたします。
まだらのツボには、くれぐれも
ご用心を‥‥。

怪人☆仮面マスク
綾里 供子の黄金像 倉院流霊媒道創始者の
等身大の像。事件当夜、
動かされたようだ。
カメラのデータ 事件当夜の午前1時ごろ、
地下倉庫の防犯カメラは
1回、作動している。
防犯カメラの写真 事件当夜、防犯カメラが
倉庫の入り口を撮影。
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七支刀 事件当時、仮面マスクが
これで哀牙の後頭部を
殴り、気絶させたらしい。
脅迫状 天杉 優作の部屋で発見。
万年筆で書かれている。
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<<脅迫状>>

キサマの正体を世間に公表されたく
なければ、500万円を用意しろ。
9月12日の午前1時、
KB警備・社長室で待っている。

金がなければ、先日おまえが手に
入れた、赤ダイヤを処分することだ。

天杉 優作のサイフ 事件当夜の午前1時ごろ
KB警備会社のビルに
落ちていた。
社長室のキーカード 優作のサイフより発見。
12日の午前1時に、
使用されている。
ブロマイド 怪人☆仮面マスクの雄姿。
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ことができる。
怪人のエンブレム 綾里 供子像のカゲより
発見。衣装から強い力で
ムシり取られたようだ。
毒島 黒兵衛の解剖記録 死亡推定時刻は12日の
午前1時ごろ。死因は
頭部殴打による内出血。
新聞記事 仮面マスク、1回目の
犯行の新聞記事。
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毒島のリスト 現場のテーブルより発見。
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ことができる。

・エマノンの涙(宝石)

‥‥1000万円

・ボンゴラの宝冠(美術品)
‥‥1500万円

・悪魔の左手(彫刻)
‥‥2400万円

・メジーナ夫人像(絵画)
‥‥5000万円
社長室の非常ブザー 地下の警備室に直通。
ボタンにはいっさい、
指紋は残っていない。
成歩堂 龍一(26) 言わずと知れた、ぼくだ。
若手実力派弁護士として、
今年で3年目に入る。
綾里 千尋(故人) ぼくの永遠の師匠で、
真宵ちゃんのお姉さん。
2年前に亡くなった。
綾里 真宵(19) ぼくの助手。
倉院流霊媒道の使い手。
今もなお修行中。
綾里 春美(9) 真宵ちゃんのイトコで、
霊媒師のタマゴ。
天才的霊力の持ち主。
天杉 優作(23) 自称・仮面マスク。
元・KB警備会社の
ガードマンだった。
糸鋸 圭介(32) 所轄署の刑事。
殺人の初動捜査を担当。
通称イトノコ刑事。
怪人☆仮面マスク(?) 高価な美術品のみを狙う
怪人。犯行前に予告状を
送りつける、キザなヤツ。
星威岳 哀牙(34) 名探偵。自らの正体が
怪人☆仮面マスクである
ことを認めた。
天杉 希華(23) 天杉 優作の妻。
曲がったコトとヒキョウ
なヤツが何よりもキライ。
華宮 霧緒(24) <<倉院の里・秘宝展>>の
企画・プロモーションと
警備責任者を担当。
矢張 政志(25) ぼくの友人。事件当夜、
アルバイト中に天杉
優作のサイフを拾った。
ゴドー(??) 本名・国籍・年令すべて
が不明の検事。ぼくを
知ってるようだが‥‥?
毒島 黒兵衛(48) KB警備の社長。
金庫の中から、死体で
発見された。




KB警備 警備室


(「モニター」を調べる)
矢: そのモニターに、ビルのようすが
映るワケよ。ゼーンブ。
それを、オレさまがじきじきに
チェックするワケよ。ゼーンブ。
成: エラそうに言うなよ。
真: このテレビ、ふつうの番組は
映らないんですか?
成: (たしかにコイツなら、サボって
テレビぐらい見そうだもんな)
矢: マヨイちゃん。オレはプロだぜ。
‥‥そんなの、映るわけないだろ。
成: なんで”映らない”って
知ってるんだ? 矢張。
矢: だってオレ、まっ先に調べたから。
なんとかならねえかな、って。
‥‥‥‥‥‥‥
いや! ちがうって!
プロとしてチェックしたんだよ!

(「右側のイス」を調べる)
矢: そこはオレの仕事場だぜ。
なんかこう、カッコイイだろ?
モニターをしっかり見張って、
マイクでしっかり交信するワケ。
真: いろんなキカイがありますね。
タイヘンだなー、こりゃ。
矢: 大丈夫。この部屋のどこかに
説明書があるからな。
真: ”どこかに”‥‥?
成: ”説明書”‥‥?
何か起こったら、どうするんだよ!
矢: まずオレは、説明書を探す
ところから始めるワケよ。
そのあいだに、オレのアイボーの
オバチャンが、老眼鏡を探すワケ。
いわゆるチームワーク、
ってヤツだな。
成: (真宵ちゃんと春美ちゃんを
置いておいたほうがマシだぞ)
真: どういうイミよ、それ!

(「モニター横の機械」を調べる)
真: このヘンも、タイヘンなことに
なってますねー。
あの。あの。ヤッパリさん。
なんですか? このキカイ‥‥
矢: さあ‥‥。
成: さ、”さあ”って‥‥
矢: そんなの知らなくても、
警備員はつとまるからな。
ま。めずらしいインテリアだと
オレは思ってるケド。
真: はあ‥‥。
成: (なんでこんなオトコが
採用されたんだろう‥‥)

(「ジャケット」を調べる)
成: ‥‥あのジャケット、
お前のだよな、矢張。
矢: そうだぜ。
真: あの。キカイのレバーに
引っかけてありますけど‥‥
矢: ああ。そのレバー、ゼーッタイ
倒すな、って言われててさあ。
『トンでもないコトになる!』
なんて、コワいカオされちゃって。
真: ‥‥どうして、そんなアブない
レバーにわざわざ上着を‥‥?
矢: だって、気になるじゃねえか。
上着の重さでレバーが倒れれば、
それは事故ってヤツだからさ。
ナニが起こるか‥‥?
ちょっと、ゾクゾクするだろ?
真: たしかに‥‥ちょっと
ゾクゾクするね、なるほどくん。
成: ‥‥あるイミ、ね。

(「湯のみと巾着袋」を調べる)
矢: そこは、アイボーの席だぜ。
成: アイボー‥‥?
矢: うん。オレのセンパイで、
ヘンなオバチャンなんだけど。
真: あ、あの。キカイの上に
お茶がこぼれてますよ!
矢: あー、大丈夫だよ。
オレなんか、こないだ
コーヒー牛乳かけちゃったけど、
まだ動いてるからな。
なかなか、よくできたキカイだぜ。