第2話『盗まれた逆転』探偵パート1日目(その2) −証拠品−


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弁護士バッジ ぼくの身分を
証明してくれる、
大切なバッジだ。
勾玉(まがたま) 真宵ちゃんからもらった
もの。心にヒミツを持つ
人物に効力を発揮する。
秘宝展のポスター <<倉院の里・秘宝展>>の
ポスター。Lボタンで
詳細を見ることができる。
綾里 供子の黄金像 倉院流霊媒道創始者の
等身大の像。事件当夜、
動かされたようだ。
倉院のツボ 倉院の里の秘宝。
ダイジなものらしいが、
見た目はただの古ツボ。
仮面マスクの予告状 犯行の前に届く挑戦状で、
エンブレムの情報は極秘。
Lボタンで詳細を表示。


高菱屋百貨店 警備課御中

<<倉院の里・秘宝展>>に出品される、
もっとも価値ある美術品をいただき
に参上いたします。
まだらのツボには、くれぐれも
ご用心を‥‥。

怪人☆仮面マスク
カメラのデータ 事件当夜の午前1時ごろ、
地下倉庫の防犯カメラは
1回、作動している。
七支刀 法具の一種。事件前には
曲がっておらず、供子像
が手にしていた。
成歩堂 龍一(26) 言わずと知れた、ぼくだ。
若手実力派弁護士として、
今年で3年目に入る。
綾里 千尋(故人) ぼくの永遠の師匠で、
真宵ちゃんのお姉さん。
2年前に亡くなった。
綾里 真宵(19) ぼくの助手。
倉院流霊媒道の使い手。
今もなお修行中。
綾里 春美(9) 真宵ちゃんのイトコで、
霊媒師のタマゴ。
天才的霊力の持ち主。
華宮 霧緒(24) <<倉院の里・秘宝展>>の
企画・プロモーションと
警備責任者を担当。
糸鋸 圭介(32) 所轄署の刑事。
殺人の初動捜査を担当。
通称イトノコ刑事。
怪人☆仮面マスク(?) 高価な美術品のみを狙う
怪人。犯行前に予告状を
送りつける、キザなヤツ。
星威岳 哀牙(34) 名探偵。スルドい推理力
の持ち主だが、なぜか
会話が成り立たない。
天杉 優作(23) 怪人☆仮面マスクとして
自首した青年。
どこかイタイタしい。




高菱屋 地下倉庫にて


(「防犯カメラ」を調べる)
成: 防犯カメラだ。
あの大きな扉をとらえている。
倉庫に出入りする人間を
チェックしてるのだろう。
春: ”ぼうはんカメラ”‥‥ですか。
真: ほらほら。あの扉の前に立てば、
はみちゃんも写るよ、カメラ。
春: あ、わたくし。やはり、ニッコリ
したほうがよろしいのでしょうか。
真: 犯人を写すカメラだからね。
キョーアクなカオがいいと思うよ。
春: こ、こうでしょうか‥‥

(「箱」を調べる)
成: あそこに捨てられてる
粗末な木バコは、もしかして‥‥?
真: あっ! 倉院のツボを
しまっておいたハコだ!
成: さわっちゃダメだよ。犯人の
手がかりが残ってるかもしれない。
真: ううう‥‥あたしが一生懸命
作ったのに‥‥
成: え! 真宵ちゃんが作ったの?
あの粗末な木バコ‥‥
真: ソマツって言うな!
春: ツボはいつも、お屋敷の
ろうかにかざってありましたから。
ちょうどいいハコが
なかったのです。
真: 自信作だったのになあ‥‥。
成: (仮面マスク‥‥いっしょに
盗んであげればよかったのに)

(「トビラ」を調べる)
春: なるほどくん。
あの大きな扉はなんですか?
成: 扉の向こうが倉庫に
なっているんだ。
いろんな大きさのハコが
こっちから見えるよ。
真: 倉院のツボ、あそこに
しまってあったんだよね‥‥。
成: 入っちゃダメだぞ。

(「ペンキの跡」を調べる)
真: ダメだよなるほどくん。
ペンキなんかこぼしちゃ。
成: ぼくじゃないよ!
真: だって、ゆうべはなかったもん。
こんなハデなシミ。
春: でも‥‥このペンキ、
もうすっかり乾いていますよ。
真: ダメだよなるほどくん。
乾く前にふかなくちゃ。
成: ペンキがそんなにすぐ
乾くかよ!
(こぼしてから、数日は
たっているみたいだな‥‥)
‥‥それに、ここ‥‥。
春: なんですか?
成: シミの左下が‥‥
少し、欠けているぞ。
真: あれ。‥‥ホントだ。
なんでだろ‥‥。


哀牙探偵事務所にて


(「額ブチ」を調べる)
成: 名探偵・星威岳 哀牙が
こっちをニラみつけている。
真: ウチの事務所もさ。
なるほどくんの絵をかざろうよ!
あたし、かいてあげるから。
トイレ掃除してるところとか。
成: ‥‥できれば
フツーの絵にしてほしいな。

(「蓄音機」を調べる)
真: なるほどくん。
なあに? このキカイ。
成: ”チクオン機”っていうんだ。
ムカシはこいつで音楽を
聞いたらしいよ。
真: なんだか、ウソっぽいなあ。
あたしはね。部屋の空気を
キレイにするキカイだと思うな。
50円、かける?
成: ちゃんと払えよ。

(「暖炉」を調べる)
真: あ。大きなカマドがあるよ!
成: それはダンロだよ。
真: どうちがうの?
同じようなものじゃない。
もっとホンシツを見ようよ、
なるほどくん。
成: ははは。

(「本棚」を調べる)
成: リッパな本棚に、リッパな本が
ズラリと並んでいる。
真: <<名探偵・星威岳 哀牙全集>>
星威岳 哀牙・著。
成: 大きなボトルシップも
かざってあるな。
真: あ! このおフネ、運転席で
アイガ探偵の人形が手をふってる!
成: ケンビ鏡もあるぞ。
何か研究しているみたいだ。
スライドガラスに標本の
名前が書いてある。
真: <<ホシイダケ菌>>‥‥だって。
‥‥とことん
目立ちたがり屋だねえ‥‥。
成: なんか、ちょっとだけ
ハラ立つな。

(「化学実験器具」を調べる)
成: 机には、化学実験用の器具が
ズラリと並んでいる。
真: あたし、ジッケン
大好きなんだよねー。
ね。ね。なるほどくん、
知ってた?
お水って、炭素と水素で
できているんだよ。
成: いやいやいや。
炭素じゃなくて、酸素だろ。
真: へええ。
そういう説もあるんだねー。
成: (”説”とか、そういう
モンダイじゃないと思うけど)


留置所にて


(「看守」を調べる)
成: 面会のようすを監視する看守だ。
怪人を目の前にして、
ややキンチョーぎみに見える。

(「防犯カメラ」を調べる)
成: ごていねいに、カメラで
見張っているようだ。