第2話『逆転姉妹』第1回裁判(前編) −証拠品−


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弁護士バッジ これがないと、
誰もぼくを弁護士と
みとめてくれない。
考える人 凶器。ほんとは時計だが、
どう見ても置物。
友人・矢張が作った。
ガラスの破片 ガラスの電気スタンド
が壊れたもの。
コナゴナになっている。
領収書 血文字が書かれている。
裏面はデパートの
領収書のようだ。
綾里 千尋の解剖記録 死亡時刻は、9月5日の
午後9時。
鈍器で1回殴られて即死。
鈍器で1回殴られて死亡。
殴られた後、数分間、
生きていた可能性がある。
真宵の携帯電話 所長と真宵の会話が録音
されている。Lボタンで
会話を聞くことができる。

<<9月5日、午前9時27分>>
真宵 あ、お姉ちゃん!
どうしたの? めずらしいね。
千尋 うん。‥‥実は、
あずかってほしいものがあって。
真宵 またー? 今度は何?
千尋置き時計よ。
考える人の形をしてて、
なんと、しゃべるの!
‥‥まあ、今はちょっと、
しゃべらないんだけど。
真宵えー。なんで?
‥‥つまんない。
千尋さっき、
時計の機械を抜いちゃったから。
かわりに、書類を入れてあるわ。
真宵書類?
‥‥それが”証拠品”なの?
千尋 ‥‥ご想像にお任せするわ。
じゃ、今晩の9時におねがいね。

盗聴器 梅世の部屋から
見つかったもの。
上面図 現場・綾里法律事務所の
上面図。Lボタンで詳細
を見ることができる。
綾里 千尋(27) 事件の被害者。
綾里法律事務所の所長で、
一流の弁護士だった。
綾里 真宵(17) 事件の被告人。
千尋さんの妹で、
霊媒師の修行中。
糸鋸 圭介(30) 所轄署の刑事。
殺人の初動捜査を担当。
通称イトノコ刑事。
御剣 怜侍(24) 検察局きっての天才検事。
有罪判決のためなら手段
を選ばない、冷酷な男。
松竹 梅世(23) 事件の目撃者。
真宵の犯行を見たと
証言している。
星影 宇宙ノ介(64) 名前は”そらのすけ”。
ベテラン弁護士で、
千尋さんの師匠。
ボーイ(26) 板東ホテルのボーイ。



法廷パートなので、「調べる」で調べられるものはありません。