第4話『逆転、そしてサヨナラ』第3回法廷(その1)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
大沢木 ナツミ…橙
矢張 政志…紺
星影 宇宙ノ介…黄
ボート小屋のオジさん…灰
サユリさん…黄緑
狩魔 豪…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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12月28日 午前9時51分
地方裁判所 被告人第2控え室

成: (‥‥ついに、このときが
きたな‥‥
今日で、決着がつくはずだ。
いろんなものに‥‥)
ぎゃあああッ!
な‥‥ナニすんだよ!
真: ごご‥‥ごめんなさい。
肩、さわっただけなのに‥‥。
‥‥なんかまだ、昨日の
”すたんがん”が残ってるみたい。
とにかく、今日が最終日だね。
‥‥がんばって、なるほどくん!
成: うん‥‥ありがとう。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
成: (御剣はあいかわらず、
あんな調子だし‥‥
狩魔に、つけこまれなければ
いいんだけど‥‥)
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
うおおおおおおッ!
ななな、何をするッ!
真: ご‥‥ゴメンナサイ。
ちょっと、はげまそうと
思って、肩に手を‥‥。
成: ‥‥真宵ちゃん。
ちょっと、そとに出て
放電しておいでよ。
真: うん。‥‥そうする。
成: (‥‥やれやれ)
糸: んぎゃあああああ‥‥‥‥ッス!
うう‥‥なんなんスか
あの子は‥‥。
成: あ、イトノコ刑事!
糸: おはようございます!
御剣検事。
御: ‥‥ああ。おはよう。
成: どうでした? 刑事さん‥‥?
糸: 安心するッス! ‥‥ヤクソク
どおり、ヤツをタイホしたッス!
たった今、連行してきたッス。
‥‥もう、徹夜ッス。
成: ありがとうございます。
ネムかったでしょう。
糸: ‥‥幸か不幸か、さっきの
電撃で目がさめたッス‥‥。
成: (灰根は、自分の名前を
わすれたと言っている。
しかし、それはウソだ!
記憶があるからこそ、御剣に
復讐をたくらんだハズ‥‥
あの男に記憶があること‥‥
それを証明するんだ!)


12月28日 午前10時
地方裁判所 第3法廷

裁: これより、御剣 怜侍の
法廷を開廷します。
成: 弁護側、
準備完了しています。
狩: ‥‥‥‥
検察側‥‥準備完了した。
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥!
え、ええ‥‥さて。
この法廷も、ついに最終日を
むかえました。
検察側は、決定的な証拠の提出を
おねがいします。
狩: ‥‥‥‥心得た。
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥!
成: (‥‥いちいち、おどろいて
コトバに詰まるなよ‥‥)
裁: では、狩魔検事。
冒頭弁論は‥‥。
狩: ‥‥うム。
イトノコギリ刑事のはたらきで、
ボート小屋の管理人が逮捕された。
昨日の法廷で、弁護人は、
彼を犯人であると断定した。
しかし、管理人はまだ、
それを認めていない。
今日は、弁護人に、好きなだけ
尋問をしてもらいたい‥‥。
裁: ‥‥わかりました。
では。
‥‥証人を入廷させてください。

狩: さて‥‥。
この証人のことは、
おぼえていると思う‥‥。
貸しボート小屋に住んでおり、
事件を目撃した。
そして現在、自分の名前を
わすれている‥‥。
裁: 証人。
なぜ、昨日は逃げたのですかな?

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 証人は、逃げたのではない。
‥‥それをこれから、証言する。
裁: わ、わかりました。
では‥‥
<<証言>>をおねがいします。
オ: ‥‥もが。

(法廷からいなくなったこと)
オ: 『昨日はその、カッテに
帰ってあの、すみませんでした。』(証言1)
『でも、べつに
逃げたとかそういうのではなく。』(証言2)
『サユリさんの‥‥エサをその、
買いに行っただけです‥‥。』(証言3)
『ワシはその、この事件には
カンケイない人間ですから。』(証言4)
『ドーキというんですか?
そんなモノもありませんし。』(証言5)
昨日、証言したコトは
間違いありません。
裁: ふむう‥‥。では、
<<尋問>>を‥‥
成: (この男は、自分の名前を
シッカリ知っているハズだ。
”灰根 高太郎”と‥‥。
それを、証明しなければ!)

(「証言4」をゆさぶる)
成: あなたは、たしか記憶が
ないんでしたよね?
オ: え‥‥まあ、そうだなあ。
成: ならば、事件にカンケイが
ないかどうかは、わからない!
オ: う‥‥。
成: それとも‥‥
記憶がないというのは
ウソですか?
あなたは、自分が誰なのか、
ちゃんと知っている‥‥

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 証人は<<記憶がない>>と
ハッキリ証言している。
そうでないと言うなら、
証拠を見せるのだ!
成: (‥‥くそう‥‥
ヒトのアタマの中のことを
証明する証拠なんて‥‥
あるわけないだろう‥‥!)
狩: ‥‥‥‥フン!
おとなしくなったようだな。
では、証人。
つづきをおねがいしよう。

(「証言5」をゆさぶる)
成: なぜ動機がないと
言いきれるんですか?
あなたは、御剣と被害者の
生倉弁護士をウラんでいて、
その2人に復讐をしたのかも
しれないじゃないですか!

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 何度も同じことを言わせるな!
この証人には、数年前より
以前の記憶はないのだ!
ウラみなど、持ちようがない!
成: (”記憶がない”というのが
ウソだと証明しないと‥‥
同じことをくり返すだけだな)
裁: ちょっといいですか、
成歩堂くん。
成: ‥‥はい。
なんでしょうか、裁判長。
裁: あなたはさっきから、
何度か同じことを尋ねている。
すなわち、この証人に
”記憶があるか、ないか”です。
それが、この事件にカンケイが
あるのですか?
成: もちろんです。
”この事件にはカンケイがない”
”自分には動機がない”‥‥
これらの証言は、
カンペキにウソっぱちです!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に!
成歩堂くん! 今の
発言には問題がありますぞ!
つまり、あなたは‥‥、
この証人が”誰”なのか、
知っていると言うのですか!
成: もちろんです!
狩: ‥‥ほほお。それはおもしろい。
ワガハイも知りたいものだ。
‥‥この男が、誰なのか‥‥。
成: (あんたが知らないわけが
ないだろう‥‥!)
裁: 成歩堂くん。
この証人の名前を教えてください。

(「灰根 高太郎」を選択)
成: 彼の名前は灰根 高太郎。
もと、法廷係官です。
裁: ‥‥‥‥‥‥
‥‥はいね‥‥?
どこかで聞いたことが‥‥。
‥‥‥‥‥‥
あっ!
灰根 高太郎!
‥‥DL6号事件の‥‥!
成: (有名な事件だけあって、
裁判長も知っていたか‥‥)
裁: ‥‥なんということだ‥‥。
成: 裁判長! この男が灰根ならば、
彼にはリッパな動機が‥‥!

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: クックックッ‥‥
アセってはいけない、
弁護士‥‥。
この証人が、灰根 高太郎?
‥‥おもしろい。
しかし‥‥。
それをどうやって証明するかな?
成: ‥‥‥‥‥‥
狩: 何度も言うようだが、
この証人は、記憶を
失っているのだよ‥‥?
成: (ここが‥‥
ここが、正念場だ‥‥!
アイツが灰根であることを
証明できないかぎり‥‥
先へ進むことはできない!)
真: なるほどくん!
‥‥どうすれば証明できるの!
あの人が、灰根さんだ、って‥‥。
成: だいじょうぶだよ。
カンタンな方法がある。
裁判長!
その証人の指紋を
調べてください!
15年前の、灰根の資料と
くらべてみれば‥‥
裁: なるほど。そうですね‥‥。
狩: ‥‥クックックッ‥‥。
成:
狩: ザンネンだねえ、弁護士。
成: な‥‥何がですか‥‥?
狩: この証人には、指紋がないのだよ。
成: え!
‥‥指紋が‥‥ない‥‥?
オ: はあ。‥‥管理人になる前、
化学工場で働いていてなあ‥‥。
薬品で、指先を
焼いちまったんだよ‥‥。
成: な‥‥なんですって!
(灰根のヤツ‥‥!
自分の過去を消すために
ワザと薬品を‥‥!)
裁: ‥‥ふむう‥‥。
指紋がないとすると‥‥
もう、証明のしようが
ないでしょうな‥‥。
成: (‥‥く‥‥くそっ!)
狩: クックックッ‥‥
どうするかね、弁護士?
成: ‥‥‥‥うう。
狩: どうやら‥‥、
今度こそ、
勝負は決まったようだな。
成: (‥‥クソッ!
答えはすべて
わかっているのに‥‥!
それが‥‥証明できない!
このまま、負けるワケには
行かないのに‥‥!
何か‥‥方法はないのか‥‥?)
狩: この証人が”誰”なのか‥‥?
証言できる人間は、いない!
真: なるほどくん!
‥‥なんとかならないの!
成: まさか‥‥指紋まで消しているとは
思わなかった‥‥。
(どうすればいい‥‥!)
狩: ‥‥クックックッ‥‥
どうする、弁護士!
苦しまぎれに、ペットのオウムでも
尋問してみるかね‥‥?
成: (‥‥くそお‥‥
勝ちホコりやがって‥‥
‥‥‥‥‥‥
待てよ‥‥
”オウムを尋問する”‥‥?)
真: ど‥‥どうしたの?
なるほどくん!
‥‥ま、まさか‥‥?
成: 裁判長!
弁護側は、狩魔検事の挑戦を
受けようと思います!
裁: ‥‥狩魔検事の‥‥
狩: ‥‥”挑戦”だと‥‥?
成: そのとおり!
証人のオウムに
<<尋問>>をさせていただきます!

(ざわめきが起こる)
裁: せ‥‥静粛に! 静粛に!
い‥‥いかがですか、
狩魔検事‥‥。
狩: 聞くまでもなかろう!
そんなもの、却下だ!

(成歩堂「異議あり!」)
成: 待ってください!
”オウムを尋問しろ”と
言ったのは、あなただ!
ぼくには、尋問をする
権利があります!
狩: ‥‥ぬぅぅ‥‥。
‥‥‥‥‥‥
そこまで言うのならば、
認めてやってもよい。
成:
狩: ‥‥もちろん、キサマが
尋問した結果‥‥、
それがムダだった場合は、
カクゴしてもらうがな‥‥。
真: なるほどくうん‥‥
ムチャクチャだよお‥‥。
狩: どうだ!
それでも<<尋問>>すると言うのか?

(「もちろんする」を選択)
成: ‥‥オウムを入廷させてください!
<<尋問>>させていただきます。
裁:
狩: な‥‥なんという
バカげたことを‥‥!
成: (‥‥狩魔は、すべての人間・
証拠品に手を回している‥‥
逆転のチャンスは、盲点である
サユリさんしか、ない!
そんな気がしたんだけど、
違ったかな‥‥)
裁: 係官!
‥‥オウムをつれてきなさい。

裁: リッパなオウムですねえ‥‥。
オナマエ、オシエテクダサイ?
サ: ”‥‥‥‥‥‥”
裁: オナマエ!
サ: ”‥‥‥‥‥‥‥‥‥”
裁: ‥‥ムシされました。
成: (小動物にムシされるのって、
けっこうコタえるんだよな‥‥)
裁: ‥‥コホン。では、証人。
あなたの飼い主が”誰”なのか?
‥‥<<証言>>をおねがいします。

(飼い主の正体は?)
サ: ”‥‥‥‥‥‥‥‥”
『”オハヨー、オハヨー”』(証言1)
『”‥‥‥‥‥‥‥‥”』(証言2)
裁: ふむう‥‥。
アッサリした証言でしたね。
では、<<尋問>>を。
成: はい‥‥。
真: ど、どうするの?
なるほどくん。
成: ‥‥‥‥‥‥
ど、どうしよう?
真宵ちゃん‥‥。
真: ううう‥‥。

(「証言1」をゆさぶる)
成: 証人! アイサツだけでは、
話は前に進まない。
ちゃんと証言していただこう!
‥‥じゃあ、真宵ちゃん。
おねがい。
真: うん、わかった!
‥‥で、何を聞こうか?

(「”何かわすれていることは?”」を選択)
成: (2日前‥‥)
真: 『サユリさんサユリさん。
何かわすれたこと、ないかな?』
サ: 『”‥‥‥‥‥‥
DL6号事件を忘れるな”』
成: (ここでサユリさんに
あのコトバをしゃべらせれば
あのオヤジが、DL6号事件の
関係者だと証明できるはずだ)
真: ‥‥ねえ、サユリさん。
何かわすれたこと、ないかな?
サ: ”‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥
オハヨー、オハヨー”
真: ‥‥!!
そ‥‥そうじゃないよ、
サユリさん!
わ、わすれたこと!
わすれたことは、ない?
サ: ”オハヨー、オハヨー”
真: ダメだよ! なるほどくん!
‥‥言ってくれない!
成: (‥‥こんな、バカな!
なぜ、言わないんだ‥‥!)
狩: ‥‥クックックッ‥‥
どうかしたかな? 弁護人‥‥。
成: (まさか‥‥‥‥
まさか、狩魔のヤツ‥‥
こうなることを予想して、
オウムを訓練しなおしたのか!
”わすれたこと”を聞かれても、
答えないように、と‥‥!)

(「証言1」をゆさぶる)

(「”お名前は?”」を選択)
成: (‥‥名前を言わせてみるか‥‥)
真: サユリさん、サユリさん。
‥‥お名前は?
サ: ”サユリサン‥‥サユリサン‥‥”
裁: ‥‥‥‥成歩堂くん。
このオウムが”サユリさん”
であることはわかりました。
それが、管理人の正体と
何かカンケイがあるのですか?

(「もちろんある」を選択)
成: もちろん、あります!
裁:
狩: ‥‥フン。
おもしろい‥‥。
オウムの名前が、管理人の
正体を証明するというのか!
‥‥では、その証拠を
見せてもらおうか‥‥。
真: なるほどくん!
ハッタリもほどほどに‥‥
成: いいかい。
ぼくたちが証明するのは、
”管理人は誰か?”じゃない。
”管理人は灰根だ”という
ことなんだ。
つまり、”サユリ”という名前と
”灰根”を結びつければいいのさ。
裁判長。
オウムの名前が、管理人の正体を
あきらかにするという証拠は‥‥

(「DL6号事件・資料」を選択)
裁: DL6号事件の資料‥‥
ですか?

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 資料といっても、
かなりの量がある!
弁護人が言う”証拠”とは、
どのページなのか!
そこまで示してもらいたい!
裁: ふむう‥‥。
弁護人。では、示してください。
オウムの名前とカンケイする
資料のページは、どれですか?

(「”容疑者のデータ”」を選択)
成: それは”容疑者のデータ”の
ページです!
裁: ‥‥‥‥‥‥?
成: ここには、灰根 高太郎のデータが
書かれています。
彼が逮捕された直後、婚約者が
自殺していますね?
裁: ‥‥ふむう。たしかに、
資料に書かれていますね‥‥。
成: 婚約者の名前は?
裁: ”松下 サユリ”‥‥!
成: そういうことです。
彼は、自殺した婚約者のことを
おぼえていた。
だから、ペットのオウムに
婚約者の名前をつけたんです!
裁: なるほど‥‥考えられる
ことですね‥‥。

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: フン! そんなのは、
偶然にすぎない!
ワガハイのマゴが飼っておる
イヌは”リュウ”というが、
弁護士! キサマ、
ワガハイのマゴの婚約者か!
マゴはまだ、7才だぞ!
裁: ‥‥ふむう‥‥そうですね。
たしかに、それだけでは、
コンキョとして弱い‥‥。
もう1つぐらい、何か
ほしいところですね‥‥。
成: (うう‥‥そんなあ‥‥)
真: なるほどくん!
‥‥でも、1歩前進だよ!
あと1つ! 何か手がかりを
つかめば‥‥!
成: (そうだな‥‥)
狩: ‥‥フン!
裁: では、証人。
‥‥証言をつづけてください。

(「証言1」をゆさぶる)

(「”金庫の番号は?”」を選択)
成: (金庫の番号を言わせてみよう)
真: え? きんこ?
‥‥なんで?
成: まあまあ。とにかく、
やってみなきゃ始まらない。
真: サユリさん。お部屋にあった
金庫の番号を教えて。
サ: ”1228‥‥1228‥‥”
裁: ‥‥‥‥
ずいぶん、不用心なオウムですね。
で? 成歩堂くん。
まさかこの番号が、管理人の正体と
何かカンケイがあるんですか?

(「カンケイある」を選択)
成: ‥‥カンケイがあるからこそ、
証言してもらったんですよ!
狩: ハッ! バカバカしい‥‥。
金庫の番号が、管理人の正体を
語るというのか!
それならば! 証拠を見せたまえ!
金庫の番号と、管理人の正体を
むすびつける証拠だ!

(「DL6号事件・資料」を選択)
狩: DL6号事件の資料‥‥。
キサマは、よほどその事件が
お気に入りのようだな‥‥。
裁: 成歩堂くん。
この資料のどこに、金庫の番号が
カンケイするというのですか?

(”事件概要”を選択)
成: それは”事件概要”の
ページです!
裁: 事件‥‥概要‥‥ですか?
成: 正確には、事件の起こった
”日付”です!
裁: 事件が起こった日?
”12月28日”‥‥
15年前の‥‥まさに、
今日の日付ですね‥‥。
成: そして、金庫の番号は
”1228”です。
裁: ‥‥あっ!
成: DL6号事件が起こった日付を
金庫の番号にしてあるんですよ。
彼にとって、その日付は、それほど
意味のあるものなのです!
裁: なるほど‥‥
フシギな一致、ですね‥‥。
たしかに、日付を暗証番号にする
というのは、よくすることです。

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: フン! そんなのは
証拠にはなるまい!
ワガハイのキャッシュカードの
暗証番号は”4649”だが、
これは”ヨロシク”の語呂あわせで
日付とは何のカンケイもない!
裁: そこまで!
‥‥どうやら、結論が出た
ように思います‥‥。
狩: 考えるまでもない!
これは、単なる偶然だ。
裁: そうかもしれません。
しかし、”単なる偶然”は、
2つ重なることはありません。
狩: な‥‥何を言う! 裁判長!
裁: ‥‥ボート小屋の管理人を
呼んでください。
すぐに!


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