第4話『逆転、そしてサヨナラ』第1回法廷(その2)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
大沢木 ナツミ…橙
矢張 政志…紺
星影 宇宙ノ介…黄
ボート小屋のオジさん…灰
サユリさん…黄緑
狩魔 豪…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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(事件の夜、目撃したこと)
ナ: 『あれは、クリスマス・イブの
夜の、零時をすぎたころやったわ。』(証言1)
『ウチ、クルマの中におったんや。』(証言2)
『湖の方で、”パアン”て
音がしてなあ。』(証言3)
『窓から見ると、ボートの上に
男が2人、おったんや。』(証言4)
『そのとき、もう1回、音が
したんや。』(証言5)
『湖の上には、間違いなく
そのボートしか、なかったワ。』(証言6)
狩: それで、けっこう。
ナ: ‥‥うう。
狩: 裁判長。
彼女はたまたま、このときの
ようすを撮影していた。
そのときの写真だ。
‥‥受理していただきたい。
裁: こ‥‥これは!
まさに、発砲のシュンカンでは
ありませんか!

(ざわめきが起こる)
裁: し‥‥静かにしなさい!
退廷を命じますぞ!
狩: 証言にあったとおり、
発砲があったとき、
湖の上には、このボートしか
存在しなかった。
つまり、撃ったのは、
いっしょに乗っていた男‥‥
すなわち、御剣 怜侍しか
いない!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に! 静粛に!
‥‥静まりなさい!
狩: ‥‥‥‥
いかがか? 裁判長。
裁: これで、決定的ですね。
‥‥私の迷いも、完全に
なくなりました。
では、この場で御剣 怜侍に
対する判決を‥‥

(成歩堂「異議あり!」)
成: ちょっと待ってください!
ぼくの<<尋問>>がまだです!
狩: ‥‥<<尋問>>?
尋問も何も、証拠写真がある。
この写真は、
すべてを物語っている!
‥‥ムダだ。
それともキサマは‥‥
今の証言に、何かムジュンした
部分を見つけたのかね?
成: ‥‥!
狩: それならば、<<尋問>>を
やってもらおうじゃないか。
しかし、もし当てずっぽうに
探りを入れたあげく、
何も出なかったら!
そのときは、法廷侮辱罪を
適用してもらうぞ。
真: あの‥‥なるほどくん?
”ほうてい”‥‥何?
成: ”ブジョク罪”。
‥‥意味はわかるだろ?
真: うん。‥‥なんとなく。
それで、どう?
さっきの証言、ムジュンした
部分はあった?

(「あったと思う」を選択)
成: ‥‥い、1カ所”これかな”
という部分が‥‥。
真: すごいね、なるほどくん!
‥‥あたし、気づかなかったよ。
じゃあ、アイツの挑戦、
受けてやろうよ!
成: う‥‥うん。
(自信、ないんだけどなあ‥‥)
わかりました。
‥‥尋問をします!
狩: クックックッ‥‥
‥‥よかろう。
裁: 時間のムダにならないことを
祈ってますよ。

(「証言2」をゆさぶる)
成: あの場所でキャンプをしていた
のは、なぜですか?
ナ: ウチ、大学の研究員やねん。
研究に使う写真を
撮ろうと思ってなァ。
成: (‥‥さっきから、どうも
ハッキリしないんだよな‥‥)

(「もっとゆさぶってみる」を選択)
成: ナツミさん。
研究というのは、
具体的にはどういう‥‥?

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: ”証人がなぜ、あの場で
キャンプをしていたのか?”
そんなことは、事件には
なんのカンケイもない!
質問は却下する。
裁: い、いやいやいや。
‥‥決めるのは私です!
狩: じゃあ、サッサと却下
したまえ!
裁: 質問を却下します。
成: (ダメだ、コイツは‥‥)

(「証言4」をゆさぶる)
成: ハッキリ見たんですか?
2人の男を‥‥。
ナ: 写真、見てみィ。
ちゃんと写っとるやん?
成: (‥‥どうしよう‥‥?)

(「もっとゆさぶってみる」を選択)
成: ちょっと待ってください!
ぼくは、写真のことを
聞いたんじゃない!
”あなたが”見たのかどうかを
聞いているんです!
ナ: そ‥‥そりゃあ、モチロン‥‥

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 証人は見たと証言している!
それに、写真もある!
いいかげん、指摘したまえ!
‥‥おトクイの”ムジュン”を!
成: (何か、かくしてることが
ありそうなんだけど‥‥)

(「証言5」をゆさぶる)
成: そのときは、見たんですか?
撃ったシュンカンを‥‥。
ナ: ええ、まあ、そりゃあ‥‥。

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: 弁護人は、どうでもいいこと
ばかり聞いておる!
”ムジュン”を指摘したまえ!
‥‥さあ!
成: (狩魔のやつ‥‥
ぼくに、証人と話をさせない
つもりらしいな‥‥
いったい、なぜ‥‥?)

(「証言6」をゆさぶる)
成: それは、たしかですか?
ナ: ああ、間違いないで!
成: (どうやら、ずいぶん、
自信があるみたいだな‥‥)

(「もっとゆさぶってみる」を選択)
成: どうしてそんなに
自信があるんですか?
ナ: そりゃあアンタ、湖を
スミズミまで見たからなァ。
成: (”湖をスミズミまで見た”?
まるで、ボートよりも、湖の方に
興味があったみたいだな‥‥)
ナツミさん。‥‥あなたは、

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: ‥‥弁護士。
証人はすでに答えておる。
‥‥じゅうぶんな答えを、な。
成: ‥‥くっ!
狩: これ以上の質問に、
意味はない。却下!
裁: あ、あの‥‥それは
私が‥‥。
狩: 却下でいいな!
裁: ‥‥はい。
成: (‥‥まいったな‥‥)
裁: そこまで!
もうけっこうです、
成歩堂くん。
どうやらあなたは、”ムジュン”を
指摘することはできないようだ。
成: いや、しかし‥‥!
狩: ‥‥約束は守ってもらう。
裁: 弁護人。
これ以上の発言には、
法廷侮辱罪を適用します。
狩: ‥‥そうなったら、即座に
退廷しなければならない。
いいのかな‥‥?
成: ‥‥う‥‥ううん‥‥。
真: なるほどくん‥‥。
やっぱり、ナツミさんの証言は
少しおかしいよ‥‥。
成: た‥‥たしかに
なんかスッキリしないよなあ。
でも‥‥。
発言を封じられたら、
もう、どうすることも‥‥。
裁: この時点で、審理は
じゅうぶんだと考えます。
狩: では、被告に判決を
言い渡していただこう。
裁: わかりました。
では、御剣 怜侍、
証言台についてください。

(待った!)
裁: い‥‥いまのは、
‥‥どなたが‥‥?
真: あ、あた‥‥あたしです。
成: (真宵ちゃん!)
裁: ど‥‥どうしましたか?
トイレなら‥‥
真: そうじゃありません!
ナツミさん!
あなたの証言はオカシイです!
湖を見ていたのかどうかは
アイマイだし、
御剣さんを見たかどうかも
ハッキリしないし‥‥。
ホントのコト、話してください!
人のいのちが、
‥‥かかってるんですよ!
ナ: ‥‥!
真: ナツミさん!
あなたは、ホントに御剣検事を
ハッキリ見たんですか!
御剣検事が、ピストルを
撃つところを‥‥!
裁: やめなさい!
‥‥弁護側の発言は
認めません!
真: 答えて! ナツミさん!
ナ: なんや! ヒトを
ワルモノあつかいしよって!
見たでウチは!
‥‥御剣を、ハッキリと‥‥

(狩魔検事「異議あり!」)
狩: そこまでだ!
‥‥裁判長。
‥‥法廷侮辱罪で、
弁護士を退廷させたまえ。
裁: ‥‥わ‥‥わかりました。
約束ですから、
しかたありませんね。
係官! 成歩堂 龍一の
身柄を拘束しなさい!
法廷侮辱罪により、
退廷していただきます‥‥
成: (こ‥‥
ここまでか‥‥!)
真:
待ってください!
は、発言をしたのは、
あた、あたしです!
なるほどくんは、
カンケイありません!
狩: ハッ!
たいした違いはあるまい。
どっちにしろ、残っているのは
もう、有罪宣告のみだ。
‥‥そうだな?
弁護士・成歩堂 龍一!

(「それは違う」を選択)
成: それは違います!
狩: ‥‥なんだと?
成: たった今、大沢木 ナツミさんは
こう言いました!
”御剣検事を、ハッキリ見た”と!
これは、
今までにない<<証言>>です!
弁護側は、この証言に対して、
<<尋問>>をする権利があります!

(ざわめきが起こる)
裁: 静粛に! 静粛に! 静粛に!
静粛に! 静粛に! 静粛に!
狩: そんな勝手な言いぶんが
とおるか!
裁判長!
‥‥そんな意見は、却下だ!
裁: ‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
そうはいきません、狩魔検事。
狩: なにっ!
裁: 大沢木 ナツミさんは、
新しい<<証言>>をしました。
当然、弁護人は<<尋問>>を
する権利があります!
狩: しかし! 弁護人は
法廷侮辱罪で‥‥!
真: ブジョクしたのは、あたしです!
逮捕するなら、あたしだけに
してください!
裁: ‥‥ふむう。
わかりました。
綾里 真宵!
あなたには、
退廷してもらいましょう。
真: なるほどくん!
‥‥あたし、こんなことしか
できないから。
あとは、たのんだよ。
‥‥おねがい!
成: 真宵ちゃん‥‥!
狩: フン! くだらん‥‥。
わかっているだろうな、
弁護士!
ワガハイの証人に、ゆさぶりなど
許さんぞ!
成: (なんとしても‥‥
ムジュンをつきつけなくては
ならないワケか‥‥)
裁: では! <<尋問>>を
していただきましょう。

(最後の発言について)
ナ: 『ウチ、ハッキリ見たんや。ボートの
男は、たしかに御剣やった。』(証言1)

(「証言1」に「湖の写真」をつきつける)
成: ‥‥やっと。
やっとつかまえましたよ。
‥‥ナツミさん。
ナ: な‥‥なんや。
成: この写真を見てください。
ナ: ウチが撮った写真‥‥?
成: そうです。
いいですか。写真は
ハッキリ写しています。
湖に立ちこめる、キリをね。
ナ: ど‥‥どういうことや‥‥?
成: あなたのごジマンの
高価なフィルムでも、
ボートに乗っている男のカオは、
まったく写っていません。
なのに、なぜ!
あなたには御剣が見えたんですか!
ナ: あッ!
裁: ‥‥たしかに、そのとおりです!
狩: だからワガハイは、そのことは
証言させなかったのだ!
成: しかし、証人は今、こうして
証言をしてしまった!
なぜ御剣を見ることができたのか!
その説明をしていただきたい!
裁: 証人。
ナ: な‥‥なんや!
裁: あなたには、被告が
見えたんですか?
ナ: ト‥‥トーゼンや!
裁: では、そのことを<<証言>>
していただきましょう。
成: (‥‥やったぞ!
ついにスキを見つけた!
‥‥今度こそ‥‥!)


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