連続発射!戦いの荒磯! (アニメTRY第9話)



ストーリー

 ダークスター5つの武器を探して、リナたちはアルト王国に潜り込んだ。一方、隣のバリトーネ王国には アメリアたちが。アルト王国とバリトーネ王国には、伝説の魔道器が伝わる、というので、二手に分かれて 調査に来たのであった。
 しかし、突然アルト王国とバリトーネ王国の間で、大砲の撃ち合いが始まってしまう。バリトーネ王国で この撃ち合いに遭遇したゼルガディスたちは、老人から「毎日昼になると始まる、嫌がらせのような戦争」 だと教えられた。そのとき、ゼロスの魔力に反応した遺跡が光り、彼らは大事な客人として王宮に迎え 入れられる。一方、リナたちは飛んできた砲弾を呪文で吹き飛ばした際、砲弾が逸れて王宮を直撃、王宮 破壊犯人として牢屋に入れられてしまった。
 バリトーネ女王にご馳走されたゼルガディスたちは、女王から、アルト王国に伝わる白の魔道器を盗み だしてほしいと依頼を持ちかけられる。しかし、彼らはそんな厄介ごとに首を突っ込む気はないと断った。 女王が烈火のごとく怒っているのを後目に帰ろうとすると、バリトーネ王子・マルコが、別の依頼を持ち かけてくる。それはなんと、アルト王国からではなく、バリトーネ王国から魔道器を盗み出してほしい、 ということだった。こんな魔道器などがあるから、隣国との仲が悪くなる、というのがその動機らしい。
 そのころ、牢屋に入れられたリナたちにも、アルト王女・セーラが、同じくアルト王国から魔道器を 盗んでほしいという話をしていた。セーラは、マルコとの愛のために、両国が平和になる必要があるのだと 言う。リナたちとゼルガディスたちは、それぞれ両国の王子王女に手引きされ、みごと魔道器を盗み 出した。
 しかし、両国ともその動きにすぐ気づき、お互いに相手の国がやらせたことだと思い込む。リナたちと ゼルガディスたちは、両国の間に位置する無人島で合流した。その島を、両国の軍勢が取り囲む。しかも、 いまだドラゴンの力のリバウンドに苦しむヴァルガーヴの代わりに、グラボスがラグド・メゼギスを 持って、魔道器を奪おうと襲ってきた。ややこしい限りの展開に、リナは頭を抱えて思いっきり呻るの だった。



ここがポイント

 今回は、小技ネタが光りました。シーンでの見所が少ない、とも言う(汗)
 ゼロスは「呼ばれて飛び出てほほいのほーいってわけにはいきません」とか言ってましたけど、あれって 絶対、楽しんでるよなー。それと、バリトーネ王宮でごちそうを出されて、うまそうに肉食ってるなよー (笑)あなたが食べたものは、すべて闇に滅します。もったいない。にしても、味を楽しむってことは できるんでしょーかね?いやしかし、魔族が「味を楽しむ」というのも……(悩)
 リナがアルト王国に忍び込んだ目的を忘れてる、と勘違いして、得意げに語ってたガウリイ。原作では フィブリゾの一件以来、光の剣がなくなったので多少賢くなってますが、アニメではまだ光の剣を持ってる からボケが進む進む(笑)しかし、ぷれみあむおまけCDのボケじいさんぶりはどうにかならんか。 ともかく、せっかく覚えてたのに、残念だったねえガウリイ。それを言っちゃあジマンにならんのよ(笑) リナの覚えてないことを覚えてる、という優越感からか、はたまたリナに教えてあげられることがあったと いうお手に成功した犬状態か、ともかく嬉しそうだったけど端から見てるとただのバカ(合掌)指に描いて あったくらげが、とても象徴的でした。
 バリトーネ女王から盗みの依頼を聞くときと、金庫破りに成功したときのゼル。なんだか、びっくりする ほど悪人ヅラです。昔の血が騒ぐのだろーか……。ヘタすると、無印当初の、リナの敵だった頃より悪人 っぽいです。コワいよ、ゼル。