ベゼルドの妖剣(原作本編第9巻)



ストーリー

 失われた光の剣に代わる剣を探すため、今日もリナはガウリイとともに西へ東へ。とある村で、ベゼルドという町の近くの洞窟に、伝説級の剣があるという情報を聞く。どうせ眉つばものだけど、他にあてもないことだしと、ベゼルド目指して歩き出した二人。しかし、その途中の村で、リナたちは怪しい黒ずくめたちが一人の少女を襲っているところに出くわす。
 黒ずくめたちと戦っているうちに、さらに二人組の男女が現れた。彼らの名はルークとミリーナ。分が悪いと判断した黒ずくめたちは姿を消し、リナはルークたちから事情を聞こうとするが、ルークはすげなく追い払おうとする。腹を立てたリナと、ムキになりやすいルークが言い争っているうちに、襲われていた少女シェーラは、さっさと家へ帰りはじめてしまう。しかしシェーラの家は、ガレキに人が埋まっているかもと言われたリナが、ゴーレムを呼び出して壊してしまっていた。
 その晩は、リナのサイフで宿屋に泊まるということで落ち着いたが、シェーラはひたすら機嫌が悪い。しかも翌朝、早くに宿を出ていってしまう。シェーラはどうも、大きな秘密とおたからを持っていそうだと目をつけていたのに……リナとガウリイは村の中を探し回るが、見つからない。昼過ぎにもう一度宿屋に戻ってみると、ルークとミリーナもいなくなっていた。もしかすると二人は、シェーラの行き先を知っているのかもしれない。宿のおやじさんに話を聞くと、二人の行き先は知らないが、どうもシェーラはベゼルドに向かった可能性が高いことがわかった。
 さっそくベゼルドに向かう二人。だがその前に、先日の黒ずくめが姿を現した。リナたちは黒ずくめを捕らえたが、黒ずくめは自決して秘密を守る。しかし、どうやら待ち伏せがあったということは、方向は間違っていないようだ。さらに進む二人の前に、今度はあちこちで火の手が上がる村が見えた。急いで村に行くと、なんと村はデーモンたちに襲われている。デーモンたちを倒すリナたち。その途中、先行していたルークやミリーナたちもデーモンを倒しながら合流した。
 なんでも二人によると、今ベゼルドで、デーモンが大量発生しているらしい。成り行き上、四人で


ここがポイント