-著書紹介-2004.4.16以後〜2010.10(2)


「戦後」を点検する
 新書 (2010/10/16) 講談社
■内容紹介■
いったいどこまでが「戦後」なのだろうか?敗戦、復興、高度成長……。
明るい「昭和」の光のかげには忘れられたこともある。
7つのことばを切り口にした丁々発止の対話から浮かび上がる、歴史の妙と皮肉。




「BC級裁判」を読む
単行本 (2010/8/4) 日本経済新聞出版社
戦争の本質的恐怖と同時に日本の組織とは何かを教えてくれる。
2009年刊行『「東京裁判」を読む』に続く戦争裁判検証企画第2弾です。
■内容紹介■
「国家(上官)の命令だった」で戦争下の残虐行為が免罪されるのか?
 人間が組織の枠に押し込められ、生死の極限状態に置かれたとき、
何が行われるか? 
戦争犯罪の裁判記録を通して見えてくるのは日本人の実像である。
序章――「日本人の写し絵」としてのBC級裁判
第1章 無為徒食を許さず――捕虜の虐待
第2章 憤怒と非難の只中に――市民の虐待
第3章 斬首は博愛の情――裁かれた武士道
第4章 この罪、天地に愧ずべし――非人道的行為
第5章 戦争だから仕方ない――無差別爆撃の不条理
第6章 報復連鎖を断つために
あとがき




田中角栄の昭和
新書 (2010/7/13) 朝日新聞出版
■内容紹介■
昭和は3人の首相によって総括できる。
東条英機、吉田茂、そして田中角栄だ。
今も、田中の「申し子」小沢一郎らが権力を握る。
毀誉褒貶の著しい異能の宰相を厳しく検証し、歴史の中に正しく位置づける。
この人物は何者だったのか!?




なぜ日本は<嫌われ国家>なのか 世界が見た太平洋戦争
新書 (2010/7/10) 角川書店
■内容紹介■
なぜ戦後日本は世界から嫌われるようになったのだろう…?
太平洋戦争は各国の日本観及び日本人観にどのような影響を与えたのだろうか。
連合国、枢軸国それぞれが見た「ニッポン」を手がかりに、
あの戦争が戦後の国際社会に与えた影響を徹底分析。




妻と家族のみが知る宰相 昭和史の大河を往く 第九集
単行本 (2010/5/22) 毎日新聞社
■内容紹介■
鈴木貫太郎夫人、吉田茂の娘、犬養毅の孫娘…家族、
とくに女性の証言からみた知られざる宰相たちの素顔、歴史を変えた決断の瞬間。
犬養毅と“ある歴史の娘”
犬養道子氏の推理―誰が犬養首相を撃てと命じたのか。
テロにあった家族が肩をすくめて生きていく時代
ゾルゲ事件と犬養家―尾崎秀実の「眼」
曾祖父・犬養毅の志を継ぐ緒方貞子氏
東條夫人「あの戦争はタクだけの責任だったのでしょうか」
戦後につくられた東條擁護の構図
東條逮捕の日―カツ夫人の心中
東條の最期を巡る教誨師と遺族との齟齬
東條の息子として戦後を生きるということ〔ほか〕




昭和史の深層 15の争点から読み解く
新書 (2010/5/15) 平凡社
■内容紹介■
昭和三十年代の「昭和史論争」を初め、これまで、
昭和史をめぐっては様々な論争が繰り広げられてきた。
今日でも、国を超えた歴史共同研究が進む一方、
個別のテーマに関して、依然として対立点が存在する。
これまでの論争は果たして本質的なものであっただろうか?
15のテーマに関して、史実を整理し、より本質的な問題点を提示する。
 満州事変前後の国家改造運動
 二・二六事件と新統制派
 日中戦争と「現地解決・不拡大」
 南京事件―戦場における残虐行為とは
 太平洋戦争とその歴史的本質
 毒ガス・原爆・大量殺りく兵器を許した論理
 北方四島、北海道占領をめぐるドラマ
 「敗戦」と向き合うということ
 東京裁判が真に問うていること
 占領期に見る宰相の資質
 占領は解放か。それとっも抑圧か
 強制連行の実態を考える
 沖縄県の本質を見つめる
 慰安婦問題に見る「戦場と性」
 昭和天皇の歴史的役割を分析する




太平洋戦争、七つの謎 官僚と軍隊と日本人
新書 角川oneテーマ (2009/12/10) 角川書店
■内容紹介■
太平洋戦争の開戦を決めたのは誰か?
山本五十六はなぜ戦死したのか?
近年発掘された新資料で七つの謎を解明する。
はじめに
 参加国数、戦死者数が突出した二十世紀の戦争/三つの基本的諒解事項
第一章 誰が開戦を決めたのか?
 天皇でもなく、政治家でもなく/たった九人で決めた開戦/
「統帥権」が「統治権」を上回る/
大本営の誕生/
なぜシビリアン・コントロールが効かなくなったのか/
政治家抜きで開戦決定/
官僚の論理で進められた開戦/
哲学なき官僚たち
第二章 戦時下の国民は戦争をどう捉えていたのか?
 国民はすべて戦争の犠牲者か/
国民の意識を変えた二つの大戦/
「臣民」化の軸になる「一君万民主義」/
十二歳児並みの戦後日本の市民意識/
残酷な庶民の「世間体」/
臣民教育で練り付けた官僚/
戦争の本格化で意識が変わる/
父の戦場行きを望む子供たち/
戦争を知らない庶民たち/
終戦後まであった大本営発表/
捕虜を出さないための戦場道徳集/
日本にジャーナリストはいたか/
国家宣伝者としてのジャーナリズム
第三章 山本五十六はなぜ前線に行って死んだのか?
 天才的軍師・山本五十六/
「一年は暴れてみせる。だが、それ以上は…」/
浮かれる東條、煽るマスコミ、騒ぐ国民/
まるで漫画のようなあきれた占領作戦/
山本五十六は自殺か?
第四章 なぜ人を武器にする戦略が生まれたのか?
  世界に例を見ない生存率ゼロの作戦/
精神が飛行機を撃ち落とす/
特攻の始まり/
臣民の枠を超えた特攻隊員/
「わざわざ自殺しに来るとは間抜けな奴だと笑うだろうよ」/
「海軍の馬鹿ヤロー!」/
ある整備兵の告白/
責任をとる人間と逃げる人間
第五章 日本の軍事指導者たちの敗戦の理由
 半世紀以上たって発掘された資料/
国民が根性なしだから戦争に負けた/
いざとなったら「公」より「私」/
東條神話をでっち上げようとする人々
第六章 誰が終戦を決めたのか?
  最終的に決断した天皇/
涙による終戦決定/
腹案執筆者ですら勝てると思わず/
最初黙殺されたポツダム宣言/
天皇の意思が国家意志へと変わる/
一条件説対四条件説で紛糾/
天皇が東郷を支持した三つの理由/
「従属」か「制限」か/
天皇の自信はどこから来たか/
第一次世界大戦に学んでいた天皇
第七章 もし本土決戦が行われていたらどうなっていたのか?
  シベリア抑留者たちの戦い/
もし戦争が終わらなかったら/
日本人の狂気に対抗する「ダウンフォール作戦」/
システムで攻めてくるアメリカ/
非戦闘員が盾となり精鋭部隊に立ち向かう/
甘い考えの上に成り立つ本土決戦/
槍や鎌で米兵と戦う/
ポツダム宣言反対派クーデター計画/
本土決戦により日本が違う国になる 




 眞説 光クラブ事件  戦後金融犯罪の真実と闇
文庫 (2009/11/25) 角川書店
■内容紹介■
天才東大生はなぜヤミ金融屋になったのか?
戦後経済犯罪史上、最も有名な「光クラブ事件」。
社長・山崎正嗣の生涯を徹底取材し、その隠された真実を解き明かす!
天才東大生にしてヤミ金融屋の帝王!
戦後金融犯罪史を代表する事件、60年後の真相!
終戦直後の混乱期。若槻礼次郎以来の天才と称された
東大生・山崎晃嗣は、ヤミ金融会社「光クラブ」を設立し時代の
寵児となるが、わずか27歳で服毒自殺する。
後に三島由紀夫、高木彬光らが小説のモデルとし、
アプレゲールの典型といわれた山崎は、
なぜ死ななければならなかったのか。 
昭和史研究の第一人者が徹底取材し、その死後60年にして
明らかにした山崎の真実の姿とは。戦後金融犯罪の謎に迫る。




官僚亡国 軍部と霞が関エリート、失敗の本質
単行本(2009/09/18) 朝日新聞出版
■内容紹介■
大反響を呼んだ「秋篠宮が天皇になる日」をはじめとした皇室問題、
組織拡大が自己目的化し、ついには
国家を崩壊に導く軍部=官僚に象徴される日本組織の致命的欠陥など、
今日的視座から現代史の盲点を読み解く第一級の歴史ノンフィクション集。




本土決戦幻想 コロネット作戦編 昭和史の大河を往く第八集
単行本(2009/09/16) 毎日新聞社
■内容紹介■
昭和21年3月1日、相模湾、九十九里浜に米軍上陸、目標は東京。
現実に計画されていた作戦から、米ソに分断占領されるあり得たもう一つの日本を予測する。




父が子に教える昭和史  あの戦争36のなぜ?
新書 (2009/8/20) 文藝春秋
■内容紹介■
最高のメンバーによる決定版
「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら。
豪華執筆陣が満州事変、東京裁判等あの戦争をめぐる問いにズバリ答える
「どうして日本は負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれて、
きちんと答える自信がありますか? 
月刊「文藝春秋」で大好評を博した企画を1冊にまとめ、
昭和史のベスト入門書が出来上がりました。
「ノモンハン事件日ソ激突の真相は?」に半藤一利、
「満州事変日本の侵略なのか?」に福田和也、
他に「零戦」に柳田邦男、「引揚げ」に藤原正彦、
「講和条約」に中西輝政と、
最高のメンバーが昭和史の疑問にズバリ答えます。




 孫文の辛亥革命を助けた日本人
文庫 (2009/8/10) 筑摩書房
■内容紹介■
百年前、辛亥革命に協力し、アジア解放の夢に一身を賭した日本人がいた。
彼らの義に殉じた生涯を、激動の時代を背景に描く。




占領下日本の教訓
新書 (2009/8/7) 朝日新聞出版
■内容紹介■
昭和20年の敗戦から6年8カ月間、日本は占領支配を受けた。
この間、国民は何を失い、何を得たのか。
今日の経済至上主義の社会とどう繋がるのか。
あの体験から学ぶべきは何か。
戦後民主主義教育第一世代の著者が解明する。
天皇制、非軍事化、民主主義、日米同盟、経済至上主義―。
すべてが決まった占領期6年8カ月。
主権を失ったこの激動期から学び、伝えるべきこと。
昭和史「教訓3部作」完結。
序章 私的原点としての戦後
第1章 アメリカの占領は何を企図していたか
第2章 臣民から市民への道筋
第3章 軍事を支えた意識の崩壊
第4章 非軍事、経済復興の時間
第5章 「国際社会に復帰」という虚構
終章 児孫に何をどう語り継ぐか




 「東京裁判」を読む
単行本 (2009/8/4) 日本経済新聞出版社
■内容紹介■
判決から60年、日経がスクープした新発見文書を真摯に読み直す試み。
勝者の裁きだけでなく、敗者の反論も残されている国立公文書館資料は国民必読の
「歴史の書庫」。
第二次大戦の戦勝国が敗戦国・日本の戦犯を断罪した裁判は「文明の裁き」なのか?
戦後日本人に決定的な影響を与えた「東京裁判史観」を超えて、
日経が発掘した裁判記録を冷静に徹底的に検証、裁判の本質に迫る。
感情論も政治的解釈も越えて、史実で「史観」のゆがみを正す時!
新発見の「東條終戦手記」を全文収録。
適切な資料引用と解説による本文と、対談の名手である作家2人を交えた鼎談とで構成し、
日本人なら身につけておきたい常識としての戦争史をわかりやすく講義します。
序 章 歴史の書庫としての東京裁判
 鼎談 国立公文書を読む前に
第1章 基本文書を読む
 特別宣言
 裁判所条例
 起訴状
 鼎談 基本文書を読み終えて
第2章 検察側立証を読む
 冒頭陳述
 日本の戦争準備
 中国大陸での謀略
 南京虐殺事件の証言
 三国同盟と対ソ戦準備
 日米開戦への道
 裁かれた「真珠湾」
 捕虜・市民の虐待
 鼎談 検察側立証を読み終えて
第3章 弁護側立証を読む
 冒頭陳述
 侵略の定義とは
 満州での謀略否定
 虐殺事件で反論
 「ソ連こそ侵略国」
 追い込まれた日本
 「真珠湾はだまし討ちではない」
 「捕虜虐待は偶発」
 鼎談 弁護側立証を読み終えて
第4章 個人弁護と最終論告・弁論を読む
 広田弘毅の和平追求と無策
 木戸幸一の軍批判
 「平和主義者」という弁護
 嶋田と東郷の対立
 東條英機の弁明
 検察側反証
 白鳥敏夫の憲法論
 最終論告・弁論
 鼎談 個人弁護と最終論告・弁論を読み終えて
第5章 判決を読む
 侵略の謀議認定
 デス・バイ・ハンギング
 割れた判事団
 鼎談 判決を読み終えて
第6章 裁判文書余録
 東條終戦手記
 嶋田繁太郎巣鴨日記
 鼎談 新発見の文書を読み終えて
あとがき
参考文献




 五・一五事件 --橘孝三郎と愛郷塾--
文庫(2009/07/25) 中央公論新社
■内容紹介■
人道主義の系列にあった橘孝三郎と愛郷塾は、なぜ五・一五事件と結びついたのか。
橘氏本人への取材を基に、歴史的事件の真相に新たな光をあてる。




占領下日本
単行本(2009/07/23) 筑摩書房
■内容紹介■
天皇の「人間宣言」、新憲法の制定、東京裁判の成り行き、
検閲の実態、数々の謀略事件、そして朝鮮戦争…新生日本のグランド・デザイン
をめぐる国内の相克がGHQ内部の権力闘争と絡み合い、
いまだに多くの謎と未解決の事件を孕んだまま過ぎ去ろうとしない時代の真実に迫る。
現代日本を呪縛する「占領下」の出来事の深層。




 昭和の戦争 保阪正康対論集
文庫(2009/07/7) 朝日新聞社
■内容紹介■
日本はなぜ戦い、なぜ敗れたのか?対米戦争は不可避だったのか?
最も優れた戦時指導者は誰か?
特攻に反対したただ一人の指揮官とは?
第一級の論客たちが、「昭和の戦争」の真実に迫る。
−目次−
半藤一利×保阪正康「対米戦争?破滅の選択はどこで」
伊藤桂一×保阪正康「一兵士が見た日中戦争の現場」
戸部良一×保阪正康「統帥権が国を滅ぼしたのか」
角田房子×保阪正康「帝国陸軍軍人の品格を問う」
秦郁彦×保阪正康「南京と原爆?戦争犯罪とは」
森史朗×保阪正康「『特攻』とは何だったのか」
辺見じゅん×保阪正康「戦艦大和の遺訓?歴史は正しく伝わっているか」
福田和也×保阪正康「ヒトラー、チャーチル、昭和天皇」
牛村圭×保阪正康「東京裁判とは」
松本健一×保阪正康「近代日本の敗北、昭和天皇の迷い」
原武史×保阪正康「昭和天皇?未解決の謎」
渡辺恒雄×保阪正康「『戦争責任』とは何か」




 本土決戦幻想 オリンピック作戦編 昭和史の大河を往く第七集
単行本(2009/06/19) 毎日新聞社
■内容紹介■
昭和20年11月1日、米軍、鹿児島、宮崎3地点に上陸!
起こりえた一億総特攻に至る本土決戦計画を現地取材で検証し、
あの戦争の意味を問う。




 明仁天皇と裕仁天皇
単行本(2009/05/14) 講談社
■内容紹介■
「君主」の父、「民主」の子。
2人の象徴天皇――それぞれの「戦争と平和」に秘められた昭和史の真実!!
講談社創業100周年記念出版
「今までは、勝ち抜くための勉強、運動をして来ましたが、
今度からは皇后陛下の御歌のやうに、つぎの世を
背負つて新日本建設に進まなければなりません。
それも皆私の双肩にかゝつてゐるのです。」――
<昭和20年8月15日 明仁皇太子が書いた作文より>
「今度のやうな決心をしなければならない事情を早く話せば
よかつたけれど 先生とあまりにちがつたことをいふことになるので 
ひかえて居つたことを ゆるしてくれ 敗因について一言いはしてくれ 
我が国人があまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである 
我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである」――
<昭和20年9月9日 明仁皇太子への昭和天皇の手紙より>




私は吉田茂のスパイだった―ある謀報員の手記
 文庫(2009/03/12) 光人社NF文庫
保阪 正康【編】 東 輝次【著】
■内容紹介■
吉田茂を監視するため、大磯の吉田邸に書生として潜入した陸軍中野学校出身
のスパイが書き残した克明な記録。自らの職務に忠実に励みながらも、
吉田の人に触れ、しだいに畏敬の念を抱き始める。
その第一級史料『防謀記』を基に、大戦末期の昭和の知られざる裏面史を綴り、
宰相吉田の人間性も合わせ伝える話題作。
まえがき ある時代の貴重な記録を読む前に
第1部 昭和史の中の吉田茂(保阪正康)
(吉田茂逮捕の「虚」と「実」;その軌跡の一断面;戦後体制の樹立者)
第2部 防謀記(ある軍曹の告白)(東輝次)
(陸軍省防衛課;「女中工作」;書生追い出し工作;
「こりんさん」の大磯疎開;余の偽騙工作;
余の書生生活;余の日常生活;憲兵の工作;
大磯工作拠点の設置;弾圧;釈放;退邸;
その後のヨシダ総理と余;「コーゲン」の丁工作)




 崩御と即位 ― 宮中で何が起こっていたのか
単行本 (2009/01/16) 新潮社
【内容紹介】
時代の転換点で、天皇家の人々は何を考え、どう行動したのだろうか――。
父帝・孝明天皇の不可思議な早世により、十四歳の幼さで皇位を継承した明治天皇。
偉大な父の幻影に翻弄され脳病に倒れた大正天皇。
その不在を埋めた昭和天皇は戦渦の中で大元帥として生きた……。
明治から平成までの代替わりの「その瞬間」をつぶさに検証、
近現代天皇制が確立していく五代の家族史を描く。




新編 後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡
文庫 (2008/12/20)中央公論新社
【内容紹介】
旧内務省官僚、警察官僚を経て、政治家として自民・非自民の双方から
敬意を集めた後藤田正晴。
律儀に真摯に、大胆に生きた氏の歴史的普遍性に迫る。




華族たちの昭和史 昭和史の大河を往く第六集
単行本 (2008/12/11) 毎日新聞社
【内容紹介】
世襲、二世たちが日本の進路を誤った!
近衛文麿、木戸幸一、牧野伸顕など、したたかだが脆かった昭和の華族たち。
その人生と責任の取り方。




検証・昭和史の焦点
 (文庫)(2008/12/4)文藝春秋
■内容紹介■
「昭和」が歴史になりつつある今だからこそ見えてくるものがある。
時代の底で動いたものは何だったのか。

「昭和」とは一体どのような時代だったのか。
キーワードは「アメリカの影」と「昭和天皇」にあると、提起する。
金融恐慌から敗戦まで、核心となる18年間を21の焦点に絞り、
その時々の事象を、わかりやすく解き明かしていく。
昭和が「歴史」になりつつある今だからこそ見えてくるものとは?





知らないと恥ずかしい! 日本の戦争 常識のウソ
単行本(ソフトカバー) (2008/12/3) アスコム
■内容紹介■

日本は「侵略国家」か否か? 
間違いだらけの定説をQ&Aでズバリ解答する、
保阪史観の集大成!
プロローグ――あの戦争は日本に何を残したのか
なぜ戦争や自衛隊から目をそらしてきたのか
感情で軍事を語る時代は終わった
これからの防衛問題の課題
第一章 昭和史の常識とウソ――歴史とどのように向き合うべきか
二十一世紀の二つの顔、昭和の三つの顔
戦後日本の方向性を決定したものとは
「戦後レジーム」の見直しとはどういうことか
歴史といかに向き合うべきか
昭和史を理解するために知っておくべきキーワード
第二章 軍事常識の嘘とホント――日本軍とはどのような軍隊か
草創期の日本軍とは
戦争は利益を生むものなのか
「国民皆兵」を実現した「徴兵制度」
「軍人」とはいかなる人たちか
戦時の将校速成システムの弊害
「軍部」とは何か
「軍隊」の構造と「参謀」の役割
第一次世界大戦から日本の軍人は何を学んだのか
日本軍にとってのワシントン体制とは
日本軍に欠けていた「仕組み」
日本軍は残虐だったのか
第三章 昭和日本の変調――昭和前期に何が起こったのか
昭和天皇が自らに課した「立憲君主制」とは
昭和天皇はなぜ「不可」を言わなくなったのか
昭和初年代の政治・社会状況
満州事変が起きた背景は
政党政治はなぜ崩壊したのか
五・一五事件がもたらしたもの
なぜ国際連盟から脱退したのか
「臣民意識の涵養運動」とは
二・二六事件の異常性
昭和初年代のメディアの責任
なぜ海軍は醒めていたのか
第四章 昭和の戦争の真実――日本はなぜ失敗したのか
戦争について知る意味
軍人にとっての「大善」「小善」とは
なぜ国際世論は中国に味方したのか
日本軍はどこで道を誤ったのか
謀略史観が流行るのはなぜか
第五章 迷走する戦後日本――戦後民主主義とは何か
国家主権がないとはどういうことか
GHQの占領政策が狙ったもの
戦後民主主義はすべて正しいのか
マッカーサーの「日本人は十二歳」発言の背景
戦後民主主義第一期生の特徴とは
昭和後期を支配した歴史観
エピローグ――戦争記録の現実
占領期にはどのような本が出版されたのか
第一次戦記ブーム
戦友会の役割とは
戦記に信憑性はあるのか
いまも戦記が読まれるのはなぜか




[図解]太平洋戦争の失敗・10のポイント
(ムック)(2008/11/26)PHP研究所
■内容紹介■
日本はなぜ太平洋戦争に敗れたのか。
その原因を、戦況を10ポイントに絞って解説し、
正しい歴史理解の一助となる一冊。





大本営発表という権力
 (文庫)(2008/8/12)講談社
■内容紹介■
戦況報告は、どのようにして権力になっていったのか!
大本営発表は、あの時代、単なる戦況報告ではなく権力そのものであった。
意図的な情報のみを一方的に押しつけられ、「事実」は国民に隠されたのだ。
関係者の証言をはじめ、発表回数や発表場面、
発表の表現等の当時の資料を解析することにより、
何が見えたのか!大本営発表の登場から消滅までを解説する。

※本書は2004年4月光文社新書から刊行された
「大本営発表は生きている」を改題し、大幅に改訂したものです。




戦争と天皇と三島由紀夫
 (文庫)(2008/8/7)朝日新聞出版
■内容紹介■
昭和史から何を学ぶのか?
昭和史研究の論客による、定説や常識を覆す画期的な対論集。

なぜ天皇は陸海軍の総大将となったのか?
皇后でさえかかわることのできない女人禁制の宮中祭祀がある
三島は「宮中で天皇を殺して」自分も死にたかった?
小泉の「郵政解散」と吉田茂の「抜き打ち解散」の類似性
岸のA級戦犯不起訴は一種の司法取引か?
戦後日本政治の象徴としての田中角栄
五五年体制を終焉に導いた男・・・

ベストセラー『昭和史』の著者・半藤一利氏、
三島由紀夫研究の第一人者の松本健一氏、
気鋭の天皇制研究者で『大正天皇』の著者でもある原武史氏らと、
「日本人は昭和史から何を学ぶことができるのか」
を過激に語り合う対論集。
“昭和”を読み解くために「二・二六事件」「昭和天皇」「三島由紀夫」をキーワードに、
これまでの定説・常識を覆す刺激的な内容。

半藤一利×保阪正康「昭和の戦争と天皇」
(なぜ天皇は陸海軍の総大将となったのか?
統帥権は明治憲法成立以前に独立していた ほか)
松本健一×保阪正康「二・二六事件と三島由紀夫」
(GHQは「二・二六事件」を民主主義的な革命運動と評価した
磯部浅一に共鳴しなければ三島は自裁しなかった ほか)
原武史×保阪正康「昭和天皇と宮中祭祀」
(宮中内部を大混乱させた「魔女問題」
“民主主義下の天皇制”に組み込まれる昭和天皇 ほか)
冨森叡児×保阪正康「戦後日本を動かした政治家たち」
(小泉の「郵政解散」と吉田茂の「抜き打ち解散」の類似性
「ワンフレーズポリティクス」の源流はヒトラーの『わが闘争』? ほか)





最強師団の宿命 昭和史の大河を往く第五集
 (単行本)(2008/7/25)毎日新聞社
■内容紹介■
なぜ日本人兵士が死ななければならなかったのか
二〇三高地、ノモンハン、ガダルカナル・・・。
精鋭ゆえに常に最激戦地に投入された旭川第七師団の奮戦を
モデルケースに、軍中央の場当たり的な作戦指導、情報・補給の軽視、
指導部と現場の齟齬など昭和陸軍の「失敗の本質」、
日本型組織の致命的欠陥を具体例で検証。





昭和天皇 上/下
(文庫)(2008/7/25)中央公論新社
■内容紹介■

(上)
その誕生から終戦まで、昭和天皇の足跡を丹念に辿りながら、
「昭和の意味」を浮き彫りにし、日本という国、天皇という存在の意味を改めて問う。
(下)
戦後は「象徴天皇」として歩んだ昭和天皇の生涯を様々
な資料から浮き彫りにしつつ、昭和という時代の意味をも問う、著者渾身の労作!




「昭和」を点検する
 (新書)(2008/7/18)講談社
■内容紹介■
「時流」の恐ろしさを「昭和」から読み取る

なぜ、あの無謀な戦争に突入したのか?
 五つのキーワードがあぶり出す日本人の弱点。
昭和史研究の第一人者が、いまの時代にどうしても
語っておきたかったことを凝縮した珠玉の対論。

序章  ありふれた言葉で昭和史をよむ
     5つのキーワード/せめて、いっそ、どうせ/いずれも受け身
第1章 世界の大勢
     自分の都合のいいように/「五箇条の御誓文」/ロシアへの恐怖
     ノモンハン事件/名刀をもてば……
第2章 この際だから
     「対英米戦ヲ辞セス」の一句が……/あるのは希望的観測ばかり
     大日本帝国憲法第11条と第12条
第3章 ウチはウチ
     新聞がおかしくなってくる/政府の尻を叩く新聞各社
     「日本言論機関の名に於て」/衆議院の決議から政府声明へ
第4章 それはおまえの仕事だろう
     奇妙な電文/首相兼陸相兼参謀総長/昭和天皇にとっての「仕事」
第5章 しかたなかった
     言葉のアヤ/立憲君主として/「蟻の兵隊」/捷号作戦
     電報握りつぶし/「昭和の点検作業」は、まだまだこれから





東京裁判の教訓
 (新書) (2008/7/11)朝日新聞出版
■内容紹介■
「デス・バイ・ハンギング」
東京裁判(極東国際軍事裁判)でA級戦犯7名に絞首刑判決が下ってから60年。
新資料を得て、その歴史的意義を見つめなおす。
次世代の日本人が学ぶべきは何か? 好評『昭和史の教訓』に続く問題作。
東京裁判(極東国際軍事裁判)とは何だったのか!?勝者による
「復讐裁判」と片づけてよいのか?史実から目を背けるのは「逃避」である。
壮大なる歴史ドラマに隠された数多くの教訓を、どう受け止め、
どう伝えるか!?新史料を得て世に問う。

序章 昭和史清算のひとつの形
第1章 裁判の全体図―可視と不可視の部分
第2章 裁いた側の論理と歴史的責任
第3章 裁かれた側の弁明とその義務
第4章 判決のもつ意味と戦後社会
終章 六十年目の東京裁判、歴史への道





若い人に語る戦争と日本人
 (ちくまプリマー新書) (2008/7/7)筑摩書房
■内容紹介■
教科書では教えてくれない
昭和史の真実
昭和は悲惨な戦争にあけくれた時代だった。
本書は、戦争の本質やその内実をさぐりながら、
私たち日本人の国民性を知り、歴史から学ぶことの必要性を問いかける。

第1章 大正から昭和の軍国主義への道―戦争への道をどう進んだか
(第一次世界大戦から昭和へ;満州事変という名の戦争;戦争を支える意識はどうつくられたか)
第2章 日中戦争から太平洋戦争へ―戦争を行う体制はどうつくられたか
(二・二六事件以後の戦争への道;宣戦布告なき戦争)
第3章 戦争目的のなかった戦争―戦争はどのように戦われたか
(真珠湾攻撃という選択;太平洋戦争をどう考えるか)





昭和史の一級史料を読む 保阪正康 広瀬順晧=著
 (新書) (2008/5/15)平凡社
■内容紹介■

「富田メモ」や『卜部亮吾侍従日記』をはじめ、昭和史における一級史料の発掘が相次いでいる。
歴史史料は、どう読んだら理解が深まるのか。
ノンフィクションとアカデミズムでは、史料の考え方、使い方はどう違うのか。
側近たちが残した史料が語る昭和天皇の実像とは。
「史料の表裏」を縦横無尽に語り合う。
******
1(昭和史史料の見取り図;史料の空白部分;史料発掘の裏側;
歴史をめぐる「記録」と「記憶」;昭和天皇史料をどう読むか)

2(昭和史の転換点を読む;昭和史の虚実に迫る)




昭和の名将と愚将 半藤 一利 保阪 正康
 (新書) (2008/2/20)文藝春秋
■内容紹介■
責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望……
昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す

あの戦争を戦った指揮官たちは、参謀本部や戦場で
どのようなリーダーシップを発揮したのか、
エピソード豊かにその人物像を語り尽くします。
時には負けいくさの中にも日本人の美点を発見し、
時にはその無責任ぶりを怒りをもって告発。
語られるのは
名将篇(栗林忠道;石原莞爾と永田鉄山;米内光政と山口多聞;
山下奉文と武藤章;伊藤整一と小沢治三郎;宮崎繁三郎と小野寺信;
今村均と山本五十六)
愚将篇(服部卓四郎と辻政信;牟田口廉也と瀬島龍三;
石川信吾と岡敬純;特攻隊の責任者―大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大)





東京が震えた日 二・二六事件、東京大空襲 昭和史の大河を往く
第四集
 単行本(2008/2/16)毎日新聞社
動乱の時代を告げる一発の銃声、終幕に降り注ぐ数千トンの焼夷弾。
かたちを変え現在も残る「歴史の現場」に立ち、事件の背景・本質に迫る迫真のドキュメント。
帝都を震撼させた二・二六事件(高橋是清惨殺の「現場」を目にして;
二・二六事件は“義挙”ではなく“派閥抗争”に過ぎない;
終始、鎮圧を主張した石原莞爾の動き;昭和天皇と“股肱の臣”鈴木貫太郎夫妻の紐帯;
決起青年将校の巻きぞえになった下級兵士の苦悩 ほか)
東京が目撃した昭和という時代(浅沼稲次郎刺殺事件―交錯する二人の視線;
シンガポール陥落、熱狂した日本人―誤解された山下奉文;
“熱狂”から“追悼”へ―日比谷公会堂での戦没者追悼式;
日比谷公園を設計した男―本多静六の人生;
日比谷松本楼と孫文―中国革命を支援した日本人たち ほか)





[図解]昭和史・これだけは知っておきたい重要ポイント (大型本)
大型本 (2007/12/17) PHP研究所
【内容紹介】
昭和史には、人類が体験した社会的事件や事象のすべてが詰まっている。
本書では、その昭和という時代を手早く頭に入れておきたい
読者のために、時代の雰囲気を鮮明に伝える写真や、
出来事のわかりやすい図解を駆使しながら、42のポイントに整理して解説する。




昭和史の大河を往く第三集 昭和天皇、敗戦からの戦い
 単行本(2007/11/16)毎日新聞社
【内容紹介】
昭和天皇と弟宮が生きた昭和という「哀しみ」の時代。
皇居の濠を隔てて対時するマッカーサーと昭和天皇の息詰まる心理戦。
“天皇制下の民主主義体制”へ、この国のかたちを決めた決断の時を、
昭和天皇と三人の弟宮が担った歴史的使命を、新視点で問い直す。
昭和天皇とマッカーサー(皇居の濠を隔てて対峙する二人の視線;

占領者と被占領者の「黙契」;
皇居前広場にこだまする「音」 ほか)
昭和天皇と弟宮(富士山を見つめていた秩父宮;
秩父宮―近代日本で初めて経験する第二皇子という立場;
秩父宮―日米開戦と御殿場での療養の日々 ほか)
“同時代史”から“歴史”へ移行する昭和天皇像
(相次いで公開された側近たちの記録が伝える昭和天皇像;
昭和天皇にとっての八月十五日―先帝を超えて)
あとがきに代えて―昭和天皇の勝利、天皇制下の民主主義体制へ





自伝の人間学
文庫 (2007/11/01)新潮文庫
【内容紹介】
自分を哂してこそ、自伝は面白い。
本田宗一郎から湯川秀樹、ビートたけし、山口百恵まで。
自分史を書こうとする人も必読!

人はなぜ自伝を書くのか? 
自己の記録が大好きな日本人は、数多の自伝、回想録を残している。
しかし、その作品群には身を切るような深い自省や貴重な
記録性がある一方で、醜い自己誇示もある。
実業家、ノーベル賞科学者からスポーツ選手、タレント、
そしてテロリストの自伝までをも俎上に載せ、その人間性を徹底的に探究する。
自分史を書きたい人も必読。『自伝の書き方』改題。




これだけは知っておきたい昭和史の基礎の基礎
文庫 (2007/8/)だいわ文庫
【内容紹介】
テロ、クーデター、革命騒動、戦争、平和、勝利、敗戦、
占領、被占領、独裁、民主主義、餓死、飽食、貧困、富裕…。
人類の経験がもっとも凝縮されている昭和という時代は何だったのか。
太平洋戦争に敗れるまでの「昭和前期」、
連合軍に占領されていた「昭和中期」、講和条約が発効してからの
「昭和後期」と時代を区分し、昭和という時代を明快に読み解く。

第1部 昭和前期 軍事国家・日本の絶頂と崩壊
(昭和前期第一期 軍部の台頭、政党政治の終焉;
昭和前期第二期 ファッショ化する国家機構;
昭和前期第三期 太平洋戦争敗戦)

第2部 昭和中期 GHQの占領支配
(昭和中期第一期 マッカーサーの民主化改革;
昭和中期第二期 東西冷戦の激化)

第3部 昭和後期 経済立国の追求
(昭和後期第一期 政治の季節;昭和後期第二期 高度経済成長の光と影;
昭和後期第三期 田中角栄の日本列島改造;
昭和後期第四期 戦後政治の総決算)





昭和とは何だったのか (文庫)
文庫 (2007/8/10) 講談社
【内容紹介】
第1章 戦後六十年をどう考えるか・・・同時代史から歴史への移行/
<記憶>と<記録>の世代 他
第2章 死者からのナショナリズム・・・過去を教師としなかった昭和/
日露戦争と太平洋戦争ではどこがちがったのか 他
第3章 太平洋戦争下の日本・・・「勅語」の真実/「大本営発表」というシステム/
吉田茂の検挙と終戦工作 他
第4章 「再生日本」への道・・・秘められた国家目標/
2005年の女帝論、その歴史的意味 他
第5章 日・中・韓「昭和史論争」・・・いかんともしがたい矛盾/
四月の反日デモにある「根」 他
第6章 昭和史から学んでいない小泉首相 ・・・東條首相が連想される小泉首相の答弁/
自民党大勝について考える 他



新版 敗戦前後の日本人
文庫 (2007/8/7) 朝日文庫
【内容紹介】
B29の爆撃で空高く広がる赤い煙。
背の高いGIが投げてよこしたガムとチョコレート――。
敗戦を境に、5歳の少年が見た日常風景の逆転は、
それから数十年を経た今も、大きなこだわりとして
著者の地肌に染みついている。
8・15をはさんで、軍国日本はどう変わったか?
 自身のこだわりを土台に据えつつ、
戦後民主主義の目で敗戦前後を深く検証する。




開戦、東条英機が泣いた 昭和史の大河を往くA
単行本 (2007/5/31) 毎日新聞社
【内容紹介】
昭和史を縦断する国会と官邸の権力闘争。
その渦中、あの東條英機すら打ち震えた!! 
― 渾身の取材で掘り起こした衝撃の秘話 ―

●主な内容
「国会が死んだ日」
浜田国松のハラキリ問答/斎藤隆夫の反軍演説/
憲政の神様尾崎行雄の抵抗

「首相官邸の主人たち」
五・一五事件― 女性たちの証言/二・二六事件― 軍靴に蹂躙された官邸と日本政治/
真珠湾攻撃当日、官邸での小宴/終戦の日― 鈴木首相の心情/
「直接国民の声を」― 東久邇内閣の50日/
吉田と鳩山の総理の椅子を懸けた闘い/自衛隊出動寸前― 岸首相と60年安保/
佐藤首相の政治的野心と市井の老人の諫言  ほか




50年前の憲法大論争
新書 (2007/4/19) 講談社
【内容紹介】
いったい新書の「新しさ」とは那辺にあるのか?
書き下ろしや語り下ろしだけが新書なのか?
そのどちらでもない「温故知新」の新書が1冊くらいあって
もいいはず、否、あるべきだと考えます。
本書『50年前の憲法大論争』は、昭和31年(1956)3月16日金曜日
に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。
意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」
(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。
公聴会に呼ばれた公述人は神川彦松、中村哲、戒能通孝の3人の碩学。
質問したのは石橋政嗣、飛鳥田一雄、辻政信ら8議員。
いまからみると、まさにオールスターキャストです。
しかも改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。
論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。
白熱の論戦を読みやすく編集し、解説を付しました。
法案提出者の孫が首相の地位にあり、憲法改正を念願している
ことを公言している現在、あえて新書のかたちで世に問う所以です。
五十年の歳月を経ていま昭和史の肉声がよみがえる。
【監修・解説】
プロローグ 山本粂吉による開議
第1章 日本人の日本にしなくてはいけません―神川彦松の公述
第2章 国民の意思を反映したものと見るほかはない―中村哲の公述
第3章 議会制度にたいする国民の信頼はどうなってしまうのか―戒能通孝の公述
第4章 どのような成立の経過を経ようとも―石橋政嗣の質問
第5章 旧憲法に戻すつもりはないが―山崎巌の質問
第6章 日米安全保障体制のねじれ―片島港の質問
第7章 二人の旧軍人―眞崎勝次と辻政信の質問
第8章 日本のナショナリズムとアメリカの世界戦略―飛鳥田一雄の質問
第9章 自衛権はどうなるのか―大坪保雄の質問
エピローグ 茜ケ久保重光の質問




昭和史入門
新書 (2007/4/18) 文藝春秋
【内容紹介】
昭和という時代の芯は昭和天皇の存在と戦争体験の2つである。
知っているようで、実はよくわかっていないのが「昭和史」。
非常時があり戦争があり、占領があり経済成長があった64年間を
どのように把握すればいいのか。
もし自分があの時代に生きていたらと思いを馳せ、史実を謙虚に見つめ、
62年と2週間の長きにわたった「昭和」という時代の顔を明確に描き出す。
第1章 昭和という時代の俯瞰図
(六十二年と二週間;初めと終わりでまったく異なった“天皇の姿” ほか)
第2章 軍事主導体制の崩壊 昭和前期
(なぜ軍事主導体制ができあがったか;天皇の「御楯」という特別の存在 ほか)
第3章 再生日本と新生日本の対立 昭和中期
(八月十五日に共通する“涙”;大日本帝国の戦争決算 ほか)
第4章 経済大国の表と裏の構図 昭和後期
(吉田茂「日米安保調印は私一人で行う」;時代を動かした田中角栄 ほか)
第5章 昭和を語り継ぐ精神
(一対一対八の法則;証言をごまかそうとするタイプ ほか)




昭和の戦争 保阪正康対論集
単行本(2007/4/06) 朝日新聞社
【内容紹介】
あの戦争は一体何だったのか、あの戦争は日本人に何をもたらしたのか──。
半藤一利氏、福田和也氏、辺見じゅん氏、松本健一氏、渡辺恒雄氏ら
世代を超えた12人の論者と徹底的に語り合った対論集。
統帥権、帝国軍人、戦争犯罪、特攻、東京裁判、昭和天皇、戦争責任など
をキーワードに、さまざまな角度から「昭和の戦争」の真実に迫る!
☆☆☆☆☆
半藤一利×保阪正康「対米戦争―破滅の選択はどこで」
伊藤桂一×保阪正康「一兵士が見た日中戦争の現場」
戸部良一×保阪正康「統帥権が国を滅ぼしたのか」
角田房子×保阪正康「帝国陸軍軍人の品格を問う」
秦郁彦×保阪正康「南京と原爆―戦争犯罪とは」
森史朗×保阪正康「『特攻』とは何だったのか」
辺見じゅん×保阪正康「戦艦大和の遺訓―歴史は正しく伝わっているか」
福田和也×保阪正康「ヒトラー、チャーチル、昭和天皇」
牛村圭×保阪正康「東京裁判とは」
松本健一×保阪正康「近代日本の敗北、昭和天皇の迷い」
原武史×保阪正康「昭和天皇―未解決の謎」
渡辺恒雄×保阪正康「『戦争責任』とは何か」





六〇年安保闘争の真実あの闘争は何だったのか
文庫 (2007/3/25)中公文庫
「六〇年安保闘争」は、戦後の日本がいちどは
通過しなければならない儀式だった
太平洋戦争の指導者に弾劾を加え、さらに占領後期の内実を確認
するために、あの闘争は必要だったのである―昭和史のなかでもっとも
多くの人々を突き動かした闘争の発端から終焉までを検証する。
最終章「補筆 六〇年安保を想う」を加筆。
1 発端
2 対決
3 暴走
4 論戦
5 強行
6 決起
7 激突
8 終焉
六〇年安保闘争を、その発端から
対決・暴走・論戦・強行・決起・激突・終焉まで、
様々な角度から緻密に検証し、あの闘争の本質を解き明かす。





昭和史の教訓
新書 (2007/2/7) 朝日新聞社
【内容紹介】
敗戦につながる昭和10年代の政治、経済、マスコミ……
の諸相は、あまりにも現代の状況に酷似する。
桐生悠々、斎藤隆夫、2.26事件、皇紀2600年、太平洋戦争など、
多彩な素材から、えぐり出される教訓とは何か――。

昭和十年代から教訓を学ばない者は昭和十年代から報復を受ける。
昭和二十年の敗戦―日本は310万もの戦死者をだし、中国はじめ
東南アジアにも多くの犠牲者を生んだ。
そんな血の結晶の教訓を歴史に生かさない手はない。
いや、生かさなかったら申し訳ない。

序章 昭和史を見つめる目
第1章 昭和十年代を象徴する二・二六事件
第2章 混迷する農本主義者たちの像
第3章 主観主義への埋没という時代
第4章 教訓とすべきことは何か
第5章 問われている語り継ぐべき姿勢
終章 歴史への謙虚さとは何か





昭和史の大河を往く「靖国」という悩み
単行本 (2007/2/1) 毎日新聞社
【内容紹介】
「靖国」という悩み
「靖国問題」の本質とは何か
「靖国」が発するメッセージ
昭和天皇の「靖国」への思い
遊就館の展示物が示す歴史観
「戦後」が完全に欠落した場所
古賀誠日本遺族会会長の「靖国」への思い
千鳥ヶ淵は国立追悼施設になり得るか
「靖国」と「千鳥ヶ淵」を結ぶ地下水脈
八月十五日の「靖国」鎮霊社の謎
慰霊・哀悼の美名の下での政治運動
謀略史観と歪んだ歴史認識で説く「この国」
遊就館の歴史認識が、外部と共鳴し運動化する時
あの戦争はアジア諸国の解放のためだったのか
“富田メモ”から読み解く昭和天皇の「靖国」への怒り
問題は何一つ解決せず、また八月十五日は来る
真靖国論―小泉史観の大いなる過ち
靖国神社とA級戦犯
あとがきにかえて―靖国神社をこの社会でどのように位置づけるべきか





検証・昭和史の焦点部
単行本 (2006/12/16) 文芸春秋
■内容紹介■
大本営はソビエト赤軍と、終戦間際に取引をした!? 
次々に現れる極秘文書をキーにして、残された謎を解明してゆく

昭和は今「同時代史」から「歴史」へと移行しつつあります。
昭和が終わったとき生まれた赤ん坊はもう18歳、立派な青年です。
それでもなお昭和という時代に対する興味が尽きないのは、
昭和の時代は「人類の見本市」だからではないでしょうか。
戦争、部分的勝利、敗戦、占領、被占領、独裁、テロ、クーデター、
革命騒動など、人類が経験してきたことの殆どが
この時代には詰まっています。
その中から見落としてはならない21のテーマを掲げ、
「歴史」に斬り込んでいきます。
■目次
はじめに 1
 第一話 昭和史を貫くアメリカの影 13
 第二話 昭和の起点、金融恐慌はこうして起こった 25
 第三話 帝人事件は「検察ファッショ」を促したか 35
 第四話 決起はなぜ二月二十六日だったのか 45
 第五話 二・二六事件、天皇激怒の理由は? 55
 第六話 南京事件の引きがねとなった陸軍の戦場心理 65
 第七話 トラウトマン工作、内幕のドラマ 73
 第八話 三国同盟の真の演出者とは? 83
 第九話 日米開戦と石油備蓄をめぐる謎 99
 第十話 真珠湾奇襲を知っていた日本人は誰か 109
 第十一話 真珠湾ロバーツ報告書をめぐる謎 121
 第十二話 玉砕を兵に強いた根拠とは 129
 第十三話 戦艦大和の沈没と戦争の原価計算 139
 第十四話 阿南惟幾はなぜ吉田茂を釈放したのか 151
 第十五話 天皇に「聖断」を決意させた情報源 161
 第十六話 ポツダム宣言受諾をめぐる二つの訳文 171
 第十七話 大本営参謀は在満邦人をソ連に売ったのか? 181
 第十八話 彼らは何のために戦ったのか 191
 第十九話 軍人恩給のからくり 203
 第二十話 軍人・兵士たちの手記・回想録をどう読むか 215
 第二十一話 昭和天皇、戦後史構築への視座 231
 あとがき 243





物語大学医学部
新書 (2006/9/7) 中公新書ラクレ
格差社会化が病院にも及びつつある今、良医を育てるはずの
全国の医学部では何がなされているのか?
受験エリートたちの集う大学医学部。
全国80におよぶこの医師養成機関は、どのようにして
出来上がり、どこへ向かおうとしているのか。
学生たちは良医の道を歩めているのか。
21世紀の医療が問われているいま、改めて
「医学部」の歴史と現在を検証する。
四半世紀にわたりこの巨大組織を見つめたうえで世に問う。
ベストセラー『医学部残酷物語』(ラクレ)に続く
保阪正康の医学部ドキュメント第二弾、5年ぶりに登場!

第1部 当世医学部気質の傾向と対策
第2部 昭和の大学医学部とは、いかなる組織だったか
(過熱する「医学部受験」をめぐる金の論理;
医学教育は十全に行われてきたのか;
頂点に君臨しつづけた東京大学医学部)
第3部 平成の大学医学部が模索する新医師像




昭和の空白を読み解く〈昭和史 忘れ得ぬ証言者たち Part2〉
文庫(2006/08/12)講談社文庫
あの日、あの時、いったい何があったのか。
あの戦争、そして「戦後」とは何だったのか?
政治家、軍人、経営者、文化人ら26人に対して
単刀直入に斬り込んでゆく著者。
当事者の率直な答えや苦渋に満ちた反応は、
そのまま「昭和」という時代の複雑さを物語る。
歴史の襞にまで光をあてた貴重な証言集の第二弾。

第1章 戦争が残した禍根
(朝枝繁春「スターリンは、わたしには命の恩人となるかもしれない」;
アレクサンドル・フェクリソフ「原水爆開発に携わっている科学者が協力者になった。
この男と常時連絡を続けろ、と」 ほか)
第2章 志に生きた人びと(伊藤義彦「小さな組織だって維持するのは大変。
一途に進むというのが僕は好きなんだ」;
乙戸昇「インドネシア独立と同時に、この地で人生を
再スタートさせようと考えた」 ほか)
第3章 未来を見通す鋭い眼(大原謙一郎「孫三郎という人物は、
企業経営者と個人の道楽をはっきり分けていた」;
杉田一次「イギリス軍将校は、最終的にわれわれが勝つと言ったが、
私も内心そう思っていた」 ほか)
第4章 昭和史の証言者たち(アレクセイ・アレクセーヴィチ・キリチェンコ
「日本にはソ連への軍事的進出計画があった。
さらには細菌兵器による攻撃も」;
熊沢乃武夫「結婚式は菊の十六弁付きの紋付を着ましたが、
誰も一言も文句は言わなかった」 ほか)
特別編 社会主義崩壊直後のモスクワ市民たち




<敗戦>と日本人
文庫(2006/08/11)中公文庫
1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、
民族の存亡を賭けた戦いに終止符を打った。
しかし敗戦の決断に至る過程は、困難を極めた。
天皇とその周辺や重臣たち、陸海軍の指導層はその間、
何をしていたのだろうか。
また国民は、その時をどのように生きたのか。
貴重な史料と証言を読みときながら、敗戦という未曾有の
運命に直面した日本人の真実を描く、入魂の文庫書き下ろし。

第1章 『昭和天皇独白録』が明かす「聖断」の真相
第2章 『昭和天皇独白録』をめぐる謎の手紙
第3章 昭和天皇の目撃者―『侍従長の回想』
第4章 終戦内閣の閣僚が体験した『終戦秘史』
第5章 『戦藻録』が記録した最後の特攻
第6章 『機関銃下の首相官邸』が描く大日本帝国の最期
第7章 『機密戦争日誌』―軍部エリートの栄光と挫折
第8章 非運の外交官が考察した『時代の一面』
第9章 『敗戦日記』の八月十五日への道
第10章 一医学徒が綴った『戦中派不戦日記』




昭和の戦争を読み解く−戦争観なき平和論−
文庫(2006/07/25)中公文庫
2戦後に刻印された我々の記憶は本当に正しい
二十世紀像を結んでいるのであろうか。
「昭和史」を訪ねて関係者三千人にあった著者が導かれた結論とは。
〈解説〉半藤一利
目次
1 昭和史のキーワード(昭和天皇統帥権国家総動員法元老・重臣政治 ほか)
2 戦争観なき平和論(近代日本の愚かな選択と自省戦争観なき平和論
―真珠湾攻撃から六〇年「二十世紀の昭和史」への訣別
松本清張『昭和史発掘』を再検証する ほか)





あの戦争になぜ負けたのか
新書 (2006/05/19) 文春新書
21世紀の日本人は「あの歴史」から何を学ぶべきなのか?
半藤一利 保阪正康 中西輝政 他
「あの戦争」に改めて向き合った6人の論客が、敗戦の理由・疑問を
徹底的に掘り下げる。2005年、月刊『文藝春秋』読者賞受賞。



政治家と回想録 〈読み直し語りつぐ戦後史〉
文庫(2006/05/16)講談社
内容紹介
政治家の最後の責任とはなんだろうか?
それは回想録を残すことであると著者は喝破する。
彼らの決断は後世の人々に対し恥ずかしくないものだったのか。
吉田茂、石橋湛山、佐藤栄作から村山富市まで、
戦後の主要政治家十九人の弁明を仔細に検討、
それぞれが歴史に果たした役割を採点する異色の戦後史。
目次
政治家は自らを語る責務がある
後藤田正晴『政と官』
福田赳夫『回顧九十年』
吉田茂『回想十年』
藤山愛一郎『政治わが道』
鳩山一郎『鳩山一郎回顧録』
宮澤喜一『戦後政治の証言』
西尾末廣『西尾末廣の政治覚書』
前尾繁三郎『政の心』
石橋湛山『湛山回想』『湛山座談』
松村謙三『三代回顧録』
岸信介『岸信介の回想』
佐藤栄作『佐藤栄作日記』
田中六助『大平正芳の人と政治』
中曽根康弘『天地有情』
鈴木貫太郎『終戦の表情』
竹下登『証言・保守政権』
野中広務『私は闘う』
村山富市『村山富市が語る「天命」の五六一日』



松本清張と昭和史
新書 (2006/05/11) 平凡社
内容紹介
松本清張は昭和という時代に何を見たのか。
清張から時代の「記録者」の精神を受け継いだ著者が
『昭和史発掘』『日本の黒い霧』を読み解き、清張史観の本質を解き明かす。
目次
第1章 昭和前期と『昭和史発掘』(自らの同時代史に取り組む
清張にとっての昭和前期
「底辺からの視線」はどこから生まれたか ほか)
第2章 「二・二六事件」に収斂された昭和前期(昭和前期の日本を形造ったものの正体
事件をめぐる因果同時代としての「二・二六」 ほか)
第3章 昭和中期を暴いた『日本の黒い霧』(占領期という時代
GSとG2の対立占領期の闇 ほか)



昭和陸軍の研究 上 ・ 下
文庫 (2006/02/07) 朝日新聞社
内容紹介
国家を滅亡の危機にさらし、自らを解体に追い込んだ陸軍の指導者たち。
一体、昭和陸軍とは、そして太平洋戦争とはどのようなものであったのだろうか。
戦死した兵士や、過酷な犠牲を強いた国民にいっさい詫びず、
誤謬の責任をとろうとしなかった高級軍人の官僚体質を、
五百を越す関係者の証言と、膨大な資料で明らかにする。



あの戦争から何を学ぶのか
文庫(2005/12/15) 講談社文庫
内容紹介
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私たちの“歴史感覚”を鍛えなおすための「保阪昭和史」の集大成
付・対談「あの戦争から自衛隊は何を学んだのか」
緒戦の勝利での空疎な熱狂、情報と科学技術の軽視、偏狭な
セクショナリズム、責任追及における主体性の欠如。
あの戦争で露呈した日本人の錯誤を再び繰り返さぬため
にはどうすればよいか。
凡人は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ。
体験の風化を前に、ぜひ繙(ひもと)くべき「保阪昭和史」の集大成。
<文庫オリジナル>



昭和 -戦争と天皇と三島由紀夫-
単行本(2005/12/6) 朝日新聞社
内容紹介
昭和史研究で定評のあるノンフィクション作家・保阪正康氏が、
ベストセラー『昭和史』の著者・半藤一利氏、三島由紀夫研究の第一人者
の松本健一氏、気鋭の天皇制研究者で『大正天皇』の著者でもある
原武史氏らと、「日本人は昭和史から何を学ぶことができるのか」を
過激に語り合う対論集。
“昭和”を読み解くために「二・二六事件」「昭和天皇」「三島由紀夫」を
キーワードに、これまでの定説・常識を覆す刺激的な内容。



「昭和」とは何だったのか
「昭和」から、そしてあの戦争から、何を学ぶべきなのか
単行本(2005/11/22) 五月書房
内容紹介(目次より)

第1章 戦後六十年をどう考えるか・・・同時代史から歴史への移行/
<記憶>と<記録>の世代 他
第2章 死者からのナショナリズム・・・過去を教師としなかった昭和/
日露戦争と太平洋戦争ではどこがちがったのか 他
第3章 太平洋戦争下の日本・・・「勅語」の真実/「大本営発表」というシステム/
吉田茂の検挙と終戦工作 他
第4章 「再生日本」への道・・・秘められた国家目標/
2005年の女帝論、その歴史的意味 他
第5章 日・中・韓「昭和史論争」・・・いかんともしがたい矛盾/
四月の反日デモにある「根」 他
第6章 昭和史から学んでいない小泉首相 ・・・東條首相が連想される小泉首相の答弁/
自民党大勝について考える 他
終章  戦争を語り継ぐ・・・昭和の証言者たち



東条英機と天皇の時代
文庫(2005/11/11) ちくま文庫
東條英機とは何者だったのか。
感情的な断罪や讃美を排し、綿密な資料調査と徹底的な取材を
通して、なぜ軍人が総理大臣となり、戦争へと突き進んでいったのかを明らかにする。
幼少期から軍人の道を歩み始め、やがて戦争指導者となり、敗戦、
東京裁判へといたる過程と、その人物像をさぐることで、近代日本の実像へとせまる。
あの戦争を歴史として、冷静かつ正確に認識するためにも必読の名著。

第1章 史実なる信奉者(父親の遺産;軍人としての自立 ほか)
第2章 落魄、そして昇龍(実践者の呪い;透視力なき集団 ほか)
第3章 敗北の軌跡(戦いの始まり;快進撃から停滞へ ほか)
第4章 洗脳された服役者(承詔必謹;「戦争全責任ノ前ニ立ツコト」 ほか)



昭和天皇
単行本(2005/11/10) 中央公論新社
戦前は「立憲君主」、戦後は「象徴天皇」としての一貫した
行動―昭和天皇のその生涯を辿りながら、「昭和の意味」
を浮き彫りにし、日本という国、天皇という存在の全体的意義を、
菊池寛賞受賞の著者が問う。

プロローグ 崩御のとき―昭和六十四年一月
1 帝王教育とヨーロッパ外遊
2 軍部暴走の時代
3 日米戦争突入へ
4 終戦、国民とともに
5 皇太子結婚と経済成長
6 ヨーロッパ再訪とアメリカ訪問
7 天皇と経済大国日本
8 寡黙な当事者
エピローグ 平成新時代の幕開け



戦後の肖像 - その栄光と挫折
文庫(2005/7/25)中公文庫
内容紹介

〈昭和人〉の系譜を探る15の鍵
秩父宮、高松宮、赤尾敏、安岡正篤、伊藤律、坂口弘、田中角栄、
藤山愛一郎、武見太郎など、もし、この人物がいなかったら
戦後の日本の政治・経済・社会状況は別の局面を迎えていた
かもしれないようなキーパーソン十五人を取り上げ、彼らの足跡を
検証することにより、戦後日本の栄光と挫折に迫る。




『あの戦争は何だったのか─大人のための歴史教科書─』
新書(2005/7/20)新潮新書
内容紹介

戦後六十年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。
だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあったといえるだろうか――。
旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければなら
なかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、
なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を炙り出す。
単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。

第1章 旧日本軍のメカニズム(職業軍人への道;一般兵を募る「徴兵制」の仕組み ほか)
第2章 開戦に至るまでのターニングポイント(発言せざる天皇が怒った「二・二六事件」;
坂を転げ落ちるように―「真珠湾」に至るまで)
第3章 快進撃から泥沼へ(「この戦争はなぜ続けるのか」―
二つの決定的敗戦;曖昧な“真ん中”、昭和十八年)
第4章 敗戦へ―「負け方」の研究(もはやレールに乗って走るだけ;そして天皇が動いた)
第5章 八月十五日は「終戦記念日」ではない―戦後の日本




「特攻」と日本人
新書(2005/7/20)講談社現代新書
内容紹介
昭和史最大の「悲劇」を問う!

志願か、命令か。英霊か、犬死にか。主導したのは海軍か、陸軍か。
――昭和史研究の第一人者が、残された遺書・日記を丹念に読み解き、
特攻隊員の真意に迫る。

目次
--------------------------------------
1章 英霊論と犬死に論を超えて
2章 なぜ彼らは死を受けいれたか
3章 もうひとつの『きけわだつみのこえ』
4章 体当たり攻撃への軌跡と責任
5章 見えざる陥穽、ナショナリズム




「戦艦大和」と戦後 吉田満文集
文庫(2005/7/8)ちくま学芸文庫
吉田 満 (著) 保阪 正康 (編集)




メディアの迷走朝日・NHK論争事件
新書(2005/5/10)中公新書ラクレ
保阪正康 他著 ラクレ編集部 編
内容紹介

2005年1月12日の朝日新聞記事からはじまった
朝日・NHK論争事件は、抗議と反論が応酬され、政治と国民を
巻き込む大騒動となった。巨大メディアどうしが真っ向から
激突した今回の事件は、異例な展開をみせながら、
日本ジャーナリズムの、報道と歴史認識をめぐる深刻な
問題提起を行ったともいえる。その深層に切り込んだ論考を集めて、
緊急出版する。




昭和良識派の研究
文庫(2005/05)光人社NF文庫
この時代から何を語り継ぐべきか




戦後政治家暴言録
新書(2005/4/10)中公新書ラクレ
内容紹介

暴言は時代の良識を映す鏡だ。
本書は、戦後政治史の負の伴走者である暴言・失言の数々
を取り上げ、発言がなされた当時の時代状況と照らし合わせ
ながら精細に解読。言葉の裏に透かし見える日本の深層をあぶり出す。
吉田茂の「バカヤロー」から小泉純一郎の「人生いろいろ」まで。
無気力が蔓延する現代へ警鐘を鳴らす、保阪史観の集大成。

第1章 戦後日本のオモテの言論、ウラの言論

第2章 戦前の官僚体質の残る暴言
吉田茂―バカヤロー発言の内と外
池田勇人―中小企業の倒産などやむを得ない
清瀬一郎―男女共学は廃止すべきだ
岸信介―野球場や映画館は満員だよ
佐藤栄作―私はテレビと話す。新聞記者諸君は帰ってください

第3章 田中角栄以後、森喜朗以前
田中角栄―隣りで毎日毎日、ガンガンと製カン工事をやるよ
中曽根康弘―日本列島を不沈空母にする
藤尾正行―日韓併合は韓国にも責任がある
渡辺美智雄―日本人は破産というと重大に考えるが米国の
連中は黒人だとかいっぱいいて、ケロケロケロ、アッケラカンだよ
森喜朗―日本は天皇を中心とする神の国

第4章 小泉政権下の暴言・失言の怖さ




実学と虚学 ≪学び≫は人をどう変えるか
文庫(2005/4/1)PHP研究所
内容紹介 PHP新刊紹介より

世に流行の「虚学」を拒否し、人生を深めるための「実学」に出会った
人たちの具体例を通じ、学ぶことの本当の意味を問い直した好著。

資格取得のため、転職のため、キャリアアップのため、多くの社会人が
大学や大学院などで学ぶ時代になった。
だが、自らの社会的価値や利益を高めるための学びは「虚学」に過ぎない。
自己の内面の欲求に即し、生き方そのものを探求する「実学」こそが
必要なのである。本書は、「実学」によって自己変革を遂げた4人の
具体例を通じ、本当の≪学び≫とは何かを問いかけた作品である。

 一代で上場企業を育てあげながら、突如僧侶となった小島康誉氏、
猛烈銀行マンから難病を機に、「生きる計画」を立て直す学びに
入った梅原健次郎氏、医師として、患者に「死」を語れない
無力感の克服を志した清水英一氏、看護師から社会福祉の道に入り、
あるべき福祉を探求する丹羽和美氏。
佛教大学通信教育課程で出会った4人の取材を通じ、人生を変える≪学び≫
とは何かが見事に浮き彫りにされている。
 「昭和史の語り部」として知られる著者による異色の自己啓発読本。 




陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝
文庫(2005/3/13) 光人社NF文庫
内容紹介
軍隊という組織にあって、己れの生命を国家に捧げることを本義とする職業軍人。
その反理性、反知性たる枠組の中に身を置きながらも、時代状況、国際的位置、
軍事能力などを客観的に捉え、見極め、時流に抗してもみずからの信条に従って
使命遂行に奔命した男の戦い。
理性的な軍人たちの系譜とその実像に迫る。

第1部 陸軍良識派の意味とその系譜
(良識派の軍人像を考える;参謀本部の作戦参謀を検証する)
第2部 良識派軍人の実像とその発想
(石原莞爾―日中戦争時の第一部長;武藤章―日米開戦時の軍務局長;
今村均―自らに責任を課した軍人 ほか)
第3部 昭和陸軍の実像をどう伝えるか
(一木支隊の兵士とその現在;戦後の宰相・吉田茂が見た昭和陸軍論)




昭和戦後史の死角
文庫(2005/2/17) 朝日文庫
内容紹介  
敗戦、60年安保、左翼と保守、冷戦の崩壊、そして自衛隊のイラク派遣…。
混迷の時代にある今こそ、私たちは「昭和」という時代と真摯に向かい合い、
その歴史に学ぶ姿勢が必要なのではないか。
昭和史研究で菊池寛賞に輝いた著者が、深い洞察で日本社会の盲点を
鋭く描き出す。

第1章 「八月の日本」と戦後社会
(「八月の日本」と戦後社会;言わねばならぬこと、論ぜねばならぬこと;
戦後五十年で露顕した死者三百十万人の「断層」 ほか)
第2章 「保守主義」再考の背景
(六〇年安保の「聖家族」―樺美智子家の三十年;
鎮魂『朝日ジャーナル』―「心情左翼」を弔う;朝鮮戦争をどう見るか ほか)
第3章 昭和史に学ぶ
(特攻作戦に反対した海軍軍人;
「大本営発表」から見る有事法制下の日本;有事法制関連三法案を論じる前に ほか)




昭和史 七つの謎 Part2
文庫(2005/2/15) 講談社文庫
内容紹介  
ベストセラー第2弾あらためて知る「戦後」

皇太子と秋篠宮の発言の深層に迫る!
付・対談「宮中祭祀というブラックボックス」
もはや「戦後」は歴史の彼方にある。
ベストセラーの第2弾は、陸軍中野学校の秘密、昭和天皇に
戦争責任はあるか、吉田茂、岸信介、田中角栄の知られざる
肖像などますます充実。
さらに「宮中祭祀」という平成皇室のブラックボックスを衝き、皇太子や
秋篠宮発言の深層に迫る原武史氏との対談を新たに収録。

第1話 東条英機に利用されたゾルゲ事件
第2話 明かされる「大本営発表」の歪みと嘘
第3話 「陸軍中野学校」の真の姿をさぐる
第4話 吉田茂が描いた国家像とは?
第5話 昭和天皇に戦争責任はあるか
第6話 「A級戦犯」は戦後なぜ復権したか
第7話 田中角栄は自覚せざる社会主義者か
番外篇 宮中祭祀というブラックボックス




 昭和史 忘れ得ぬ証言者たち
文庫(2004/12/15) 講談社文庫

             内容紹介  講談社『BOOK倶楽部』より
菊池寛賞受賞の栄誉に輝く、「保阪昭和史」の到達点!
付・対談「ケーディスの思い出」
歴史の決定的瞬間に居合わせた者、戦後を寡黙に生き抜いた者。
真珠湾攻撃時の日本大使館員からA級戦犯の最期の声を
聞いた宗教家まで、文献にはない迫力ある証言の数々。
取材した相手の数のべ4000人、菊池寛賞受賞に輝く
昭和史研究の第一人者が、次代へと語り継ぐ貴重な肉声を1冊に!
(『一語一会』改題)




真説 光クラブ事件
単行本(2004/11/19) 角川書店

―東大生はなぜヤミ金融屋になったのか―
49年一人の天才が日本を震撼させた。
語られなかった真実を探る衝撃作!
東大生・山崎晃嗣が自殺した日、日本の戦後は終わった。
天才的な頭脳と徹底的なリアリスムで闇の世界に
生きた彼をかきたてたものは何だったのか?
 数々の伝説に彩られた男の真実の姿を描くノンフィクション!




対論 昭和天皇
新書(2004/10/20) 文春新書
著:原武史/保阪正康

『大正天皇』と『昭和史七つの謎』の著者による画期的対談
軍部や弟宮との関係、自ら詠んだ和歌、植民地統治の
あり方、声や挙動、そして帝王学
現代史を体現する昭和天皇の実像に迫る!




日本解体
文庫(2004/09/30) 扶桑社文庫

真相箱に見るアメリカの洗脳工作
我々の太平洋戦争史観はGHQの巧みな手口で都合
よく操作されていた!
GHQは日本の戦争がいかに不当だったかを日本人に
植え付けるために、徹底した宣伝活動を行ないました。
その中でも影響力があったのが『真相箱』という
ラジオと書物で、日本軍がどんなに残虐非道だったか
を、誇張・歪曲を駆使し、巧みに情報操作を行いました。
本書ではその“洗脳工作”の全貌を暴いていきます。




歪んだ回想録
文庫(2004/08/06) 小学館

歴史ミステリー
ノンフィクション作家・有本邦夫のもとに、立て続けに意味
不明の手紙が届く。「余は鶏である」――。
その直後に持ち込まれた未発見の一級史料「東條英機回想録」。
これは、歴史を塗りかえる発見なのか!?
その真贋をめぐって新聞記者たちと共同調査に乗り出した
有本は、札幌、東京を往復する中で、連続殺人事件に巻き込まれ
ていく。はたして、「回想録」の裏には何があるのか――。




陸軍中野学校 終戦秘史
文庫(2004/05/28)新潮社
畠山清行 著/保阪正康 編

極秘の工作員養成機関「陸軍中野学校」──養成を終えた
卒業生は、各地で諜報・謀略に目覚しい戦果を挙げた。
だが、日本の敗色が濃厚になるとともに、彼らも本土
決戦準備やゲリラ戦へと動員されて行く。敗戦とともに
実行された「皇統護持工作」とは何か。戦後もルバング島
で潜伏を続けた小野田寛郎は、中野学校二俣分校で
いかなる教育を受けたのか。終戦と工作員を巡る実録の集大成


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