6月に入ってからの概況

漸く国道側の復活か!

5月下旬には湖水の循環も終わり、中禅寺湖も最後の盛り上がりを見せる時期となりました。釣況は好転するのでしょうか?依然不確定な状態が続いていることは事実です。

気温:6月に入る以前から多少低めの水準をキープしている。早朝で15℃〜17℃程度。

水温:早朝で15度前後。天候の良い日中は2〜3℃の上昇はあるが一度上昇した水温は下がること無く、例年に比較するとかなり高い状態に変化は無い。

釣況:表層水温の上昇に伴い、岸釣りには早朝か夕刻の一時を除いてかなり厳しい状況である。但し、水質が良化したことで「ヒメマス」の釣果は松ヶ崎付近 7m〜10mを中心に好調との情報。また、レイクトローリングで狙う「ホンマス」もポイントの把握さえ出来ればかなりの釣果が得られている様子です。ボイントとしては国道側がかなり回復してきており、6番別荘跡から13番、金谷ボートハウス前までのポイントで良い釣果が確認されている。またこの時期特有のポイントとして湖の中心を軸にかなりの沖合いでのホンマスのヒットが見られるようになった。特に上野島から八丁出島の沖合いから国道側の沖合いでレッドコア60〜70ydにサイズはやや小振りではあるが、かなりの数のヒットが確認されているとの情報があります。皆さんも挑戦してみては如何ですか?

6月第2週目の概況

梅雨に入り気温の低い日が続いており、中禅寺湖畔も同様にかなり低温の状態が続いている。特に6月5日(金)以降は早朝で気温7℃まで低下するなど解禁時に逆戻りしたような状況で、これが釣況をやや低迷させている要因となっている。但し、水温は一度上昇しているためにそれほどは低下せずに14℃〜16℃程度のどちらかと言えば良い状態をキープしている。

釣況:国道側は完全に復活した様子である。6月6日(土)に国道側を攻めた釣り人の話では、トローリングで「ホンマス」を大小あわせて30匹近くキャッチできたとの情報もあるぐらいである。ポイントとしては国道側のダルマ石付近から大尻までの広い範囲にホンマスが回遊している様子で、釣れるレンジも早朝18lbのレッドコアで20yd〜30yd。日中で60〜70ydとの情報です。又、キャスティングも国道側で徐々に復調気配とのことで、いよいよ本番を迎えたと考えて良いのではないでしょうか?又、大日崎付近では大型の「レイクトラウト」も上がったようで、大物狙いもいよいよ本番と言う雰囲気です。

天候:ここ数日は雨こそそれ程多くないものの霧がかなり濃く発生しているとの情報ですので、釣行の際には十分に注意して下さい。特にボートでの釣りは自分の位置が全く解らなくなることもありますので磁石や湖沼図の準備が必要です。中禅寺湖のピークは短いですから今を逃して後悔しないように頑張って下さい。