2001年9月18日(火)〜19日(水)の状況
 

2001年最後の2日間

9月18日(火)

気温:2:00時点:15.8℃、日中:19.0〜22.0℃、夕刻:15.0℃程度

水温: おかじん前で2:00時点の表層水温:18.8℃、15:00時点で最高値は20.0℃、ほぼ全域で19.0〜20.0℃と表層水温は 新しい水か大量に入ったことで低下しており、水質はかなり悪い様子でした。

さすがに日光の秋は早い、すでに気温は秋の深まりを感じさせるに充分な状態であった。

今期は諸般の事情により5月29日(火)以来の釣行となってしまう。このホームページの更新を期待されていた方には心からお詫び申し上げます。

いよいよ本年も残り2日となり、約5ヶ月の釣期はあっと言う間に過ぎてしまった。

今年は例年と比較してかなり釣果も好調であった。特に6月第一週よりホンマスを中心に釣果が急に好転し、岸からのフライフィッシングでも順調な釣果が得られた方も多かったようだ。

特に釣期前半は比較的降雨が少なかった影響もあり水位が低かった点も岸釣りの好釣果につながったと考えられる。

この状態が8月まで続き、8月はご存知の通り台風の影響をまともに受けたことでこの時期にしてはかなりの水位上昇となった。

更に9月10日(月)〜11日(火)にかけて記録的な大雨を降らした台風15号は禁漁直前の中禅寺湖に少なからずともダメージを与えた。地元のホームページで報じられていた通り、桟橋が水没するほどの降雨量がありその影響で水質もかなりの濁りが入っている状態であった。

さすが9月ともなると夜明け時間もかなり遅くなっており、この日もAM4:00ではあたりはまだ真っ暗である。水質はかなり濁りが入っており水の動きの良いと思われる国道側を攻める。

AM4:50に同行のY氏よりヒットの連絡、ホンマス35p、OX、レッドコア18lb 40ヤード13番沖とのこと。

国道側を6番から攻めると水深20m付近にかなりの魚影が映る、しかしここ数日釣れているのはかなり浅いラインであるとの情報もありレッドコア40ヤードで攻める。

その後12番から13番まで攻めるがかすりはあるもののヒットしないので国道側をあきらめ山側を目指す。先ず栂沖から砥沢前を攻めるも苦戦。AM8:00頃フランス沖根付近で漸く20pほどのホンマスが釣れる。

夕刻は国道側を諦め比較的魚影が濃かった栂付近を攻めることとする。

16:00より立木沖から入り、栂から砥沢を往復することにした。17:00を過ぎた頃からライズがやや見られるようになりかなり浅い層に魚が入っていると考え、レッドコアを20から30ydにする。すると砥沢沖で直ぐにヒット、英国大使館前の深みでヒットしたようだ。

サイズは小さいがブラウンであった。その後はどうも攻めきれず18:20で真っ暗になったので初日の釣行を終える。

9月19日(水) 最終日

AM4:45出船 気温ほぼ前日と同様15.8℃ 日中の気温、水温共に前日とほぼ同じ水準であった。風も早朝は西寄り、午後は東寄りで天候も晴れのち曇りと台風17号が接近している割に2日間は好天に恵まれた。

 栂前から攻めることにする。先ずフランス沖を過ぎたところでラインを出し始め、立木前でトローリング開始。すると丁度栂の手前に差し掛かるところでロッドがしなる、ヒットしたのは45pのホンマス。まずまずの引きであった。レッドコア30yd OX3.5p 。その後砥沢から八丁まで攻めるもライズも少なくなり、魚探に魚影も映らなくなったので移動し13番を攻める。ポイントの層が絞り込めない一方ヒットルアーも今ひとつ認識できずに苦戦。

 午後は徹底して松ヶ崎から上野島、八丁出島までのコースを取る。PM12:30に再スタート。松ヶ崎沖は南東の風がかなり強く、うねりがあり釣りづらいが3番ブイから松ヶ崎を目指す。ヒメトロの人も少なく余り釣れていない様子。大物狙いで140ydにミノーと大型シェルスプーンで攻めるも魚探の映像も無く苦戦。

 最後は山側のポイントを16:00より栂沖水深60m付近中心に攻める。16:30待望のヒットまたまた砥沢前である。今度は20p程のヒメマス。その後風が強くなったり弱くなったりかなり釣りづらかったが条件としてはまずまずである。但し、釣果は厳しかった。

結局18:20まで同所を色々と攻めては見るものの当たりも無く今期終了。

当日の釣況

レイクトローリング:依然ホンマス はレッドコアで快調に釣れていた。19日(水)もおかじんから出た方が58cmと54cmのみごとなホンマスを釣り上げました。

但しポイントを絞るにはかなりの努力が必要と言えます。

小型のトラウトは水温の低下に伴い徐々に浅いラインを回遊している様子です、この棚を攻められれば釣れています。ポイントは栂沖合から砥沢付近が好調、特に砥沢岬沖合の水深40〜60mをレッドコア18lbで 20〜40ydで攻めると好調でした。

ヒメトロ:今年は 特にサイズが小さかったようです、結局この状態は変わりませんでした。原因は色々とあるとは思いますが、来年に期待です。

キャスティング:今年は台風の影響で水位が異常に上昇したことで岸釣りは釣れないと言 うよりは釣る場所に入れないと言った状況です。

但し、新しい水が入ったことで小型のトラウトはかなり浅い場所でライズしていましたので釣れるチャンスはありました。

 

中禅寺湖畔は秋も深まり夜明けも遅い。

おかじん裏の斜面は砂防工事中

南西の微風で釣りのコンディションとしてはまずまず。

台風以降比較的釣果も上向きで釣り船も多い。

湖上には多くのアキアカネが。

台風の影響による満水でフランス前もご覧の通り。

おかじん桟橋も最上段に。これでも水位は1m以上下がったとか。

台風による濁りは予想以上。

八丁出島も立ち込む場所が無い。

上野島もご覧の通り。

浅場でライズしているのは小型のトラウトが多い。

旧イタリア大使館別荘前も立ち込みで攻められた様子。

2日目最終日に釣れた45cmのホンマス。小さいのはブラウン。

2001年最後の日の情景。

 

21世紀最初の中禅寺湖も禁漁を迎えました。 また、来年も宜しくお願い致します!