【1998年4月上旬の概況について】

 

1998年は例年に無い降雪量であったことは紛れも無い事実です。

特に例年3月の下旬に開催されていた地元漁協組合員による試釣会も延期されるほどの大雪であったとのことです。

よって今年の状況は?と言うと必ずしも良い条件では無い事をご理解頂けるのではないでしょうか。でも約7ヶ月ぶりに解禁される湖にはそれ以上の感動がある事も忘れてはなりません。

98年4月6日(月)試釣会初日の概況について。

天候:雨     気温:3℃    水温:2〜3℃

この時期は漁業調査と言う名目で中禅寺湖の禁漁区も含む全水域で漁獲量の調査が漁協関係者により実施される。

対象魚は全魚種ではありますが、初日は各組合員も殆どが「ヒメマス」狙いで出漁する為にヒメマス以外の状況は把握しづらいのが実態です。

当日は天候が雨ということもあり比較的気温、水温とも安定してヒメマスの釣況も良かったとの事です。

又、釣れた魚のサイズも3年魚が殆どで解禁に向けまずまずの状況と言えそうです。

ポイントとして良かったのは八丁出島付近の100m前後の水深を中心に、それに続くポイントで、棚は約7m〜8mとのことです。又、通常禁漁区のポイントはことヒメマスに関して言えば餌が少ない事もあり思わしく無いとの情報でした。

98年4月7日(火)試釣会2日目の概況について。

天候:雨のち曇り   気温:7℃   水温:2℃  湖水の状況:透明度高い

この2日の状況からすれば、今年の中禅寺湖の「ヒメマス」釣りに関してはかなり期待できそうです。

2日目も初日同様安定した釣果が得られたとの情報です。天候が回復に向かった2日目は気温も比較的高く釣果も上がったとの情報です。

ポイントは初日と同じく、八丁出島付近が好調。又、大日崎付近も良かったとのことです。