本 栂
(ほんつが)

立木観音前から西側に広がる一帯が本栂と呼ばれている。

ポイントとしては本栂から砥沢岬までの間が狙い目となる。このポイントは岸から急深になっている所が多く立ち込んでの釣りは水位が低くない場合は難しい。

又、バックが取れる所も少なく岸からはルアーで攻めた方が無難ではある。

但し、水位が低く釣り人が少ない平日には岸と平行にキャスティングするとフライでも意外なチャンスもあるので一度はチャレンジして頂きたい。

ボートからのキャスティングではミノーイングが好結果を呼んでいる。特に急深の駆け上がりに沿って回遊している鱒達にとって、岸沿いをふらふらと泳いでいるワカサギは最高の餌であり、このポイントにアプローチして来る鱒は殆どが餌となる小魚を狙っていると思われるので沖から岸へ向かってミノーをプレゼンテーションすると、良い時期には水中から突き上げるような鱒のアタックが見られる。

トローリングでは出来るだけ岸沿いをトロールした方が好結果を得られるが岸釣りがいる場合は近くを攻める事は控えたい。

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ここが栂の西端(砥沢岬)。この程度の水位であれば、立ち込んでの釣りも可能。画像の右端に小さく立ち込みの人が映っています。

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立木観音前から見た本栂の突端。トローリングではこの突端をかすめる様にアプローチ出来ると好結果を呼ぶ。