2004年5月28日(金)の情報

 

解禁以降ようやくの釣行ですが、今年はパッとした結果が得られていません。特にヒメマスは悲惨な状況が続いています。

AM2:00到着。天候晴れ。外気温11.0℃。さすがに寒さは和らいでいる。風も殆ど無く期待十分。

今年から遊魚規則が変更され、船釣りでも事前に遊魚券を別の販売所にて購入しなければならず、釣り人にとってはやや不満足な状態です。

気温:AM 3:30時点で現場実測で11.5℃、日中は16.0℃近くまで上昇した。

水温:おかじん桟橋前の表層で10.5℃とこの1ヶ月でかなり上昇。この時期としては平年並みの状態である。日中は場所により12.0℃程あった。

今年は国道側を始めとして岸釣りがものすごく多い、ここ数日も岸釣りが多く国道側は船釣りが立ち入る隙も無い状況。しかたなく山側を攻めることとする。

AM4:15に出船しフランス沖から栂、砥沢、狸窪、八丁、小寺ヶ崎、阿世潟、上野島、大日岬の順に山側の岸沿いを丹念に攻める。

しかし、この日の早朝はほぼべた凪の状況で今ひとつ魚の気配が感じられなかった。ヒットは2回だけで、八丁出島の小寺ヶ崎よりでホンマスの30cmをキャッチ、続いて阿世潟沖のブイ付近で一回(これはバレ)の残念な結果であった。

日差しが覘くとセミが泣き出し始め、中禅寺湖もいよいよ最盛期と期待したが不本意な早朝の結果であった。

当日歌が浜でキャスティングしていたメンバーと遭遇し状況を伺うと、朝はレイクが何本かヒットしたが、状況はあまり良くないとのこと。秋田から参戦の野口氏もここ数日攻めたが今ひとつの状況だったらしい。

午後は大尻界隈を攻めるが当たりも無い。中禅寺湖の難しさにやられてしまった感じである。

【釣果について】

岸釣: 解禁以降歌が浜でのキャスティングは好調であった。特に50cm程度のレイクは連日釣り上げられている。国道側も先日のビッグブラウン以降釣り人が多く、情報は無いものの釣果はあると言える。

ヒメトロ: 今年はヒメマス不漁の年としか言いようが無い。解禁時同様運良く釣り上げられたヒメマスの胃の中にはユスリカのピューパがギッシリと詰まっているとのこと。 ヒメマスの食性変化が今年の釣況に大きな影響を与えていることは事実である。

レイクトローリンク: ここ数日ブラウンは釣れているらしい。レイクトラウトも大尻だけではなく全域で好調である。但し、本命のホンマスは小型ばかり、何時になったら復活するかは疑問です。

 

 

午前中は晴れと曇りが交互に現れるも風は穏やか。

 

歌が浜ではボートからのフライキャスティングがかなり多い。

 

水温10℃を越え珪藻類の剥離が始まり水質が悪化。

 

サイズ30cm程度の小型ホンマス。

 

一日中風が穏やかで釣りには最高でしたが・・・・・。