大蔵館跡

大蔵館跡・・・・

 大蔵館跡は、帯刀先生源義賢の居跡で、土塁、空堀の
跡が残っています。
源義賢は、当時秩父に威勢をふるっていた
秩父重隆(畠山重忠の祖父の弟)の娘をめとり、
秩父氏の力を借りて、仁平3年(1153)に、
ここに移り住んだといわれ、久寿2年(1155)8月16日の
大蔵合戦の際、兄義朝の子悪源太義平に攻め滅ぼされました。
帯刀先生源義賢の墓・・・・

 義賢の墓は、大蔵館跡から少し離れた東方の新藤氏の
屋敷内に小さな祠の中にある五輪塔だと
伝えられています。