聖天様

(しょうでんさま)

 

                  聖天山本殿                 

 妻沼聖天様は日本三大聖天の一つ

  歴史を秘めた町、それが妻沼町です。まちのほぼ中央にある妻沼町の聖天様は、正しくは妻沼聖天山といい、源平合戦で名を馳せた庄司斉藤別当実盛公が、治承3年(1179)に古社を修造し、守本尊の歓喜天を祀って聖天宮と称し、長井庄の総鎮守としたのに始まります。今の本殿は、25年の歳月をついやし、宝暦10年(1760)に完成し、本尊の御正体錫杖と共に、国の重要文化財に指定されています。
  江戸時代の妻沼は、新田住還の宿場として、また聖天山の門前町として栄えました。記録によれば、上州へ向かう途中の徳川家康も参詣したと記されています。

  貴惣門       平和の塔