故宮博物院

2019年6月

 8時58分、故宮博物院の見学開始。

 2013年11月に訪れたときは写真撮影できなかったので、開館したばかりで見学者が少ないうちに、まず、何はなくとも故宮博物院の超目玉の「翠玉白菜」と「肉形石」を見学するために3階を目指します。

 「翠玉白菜」と5年7か月ぶりの再会。あらゆる角度から「翠玉白菜」を激写。楽しいな♪台北を再訪してよかった~☆

故宮博物院 翠玉白菜


故宮博物院 肉形石

 「翠玉白菜」を堪能しつくしたら、次は「肉形石」♪

故宮博物院 肉形石

 「肉形石」も、あらゆる角度から激写。会いたかったよ、豚の角煮(私の中の通称)☆至福のひととき♪

 「翠玉白菜」、「肉形石」を堪能しつくして大満足。

 この後は、3階の展示室(3階が最上階)から見学しながら、2階 → 1階 と順に降りていきます。

故宮博物院 毛公鼎

 持参したガイドブックの必見と掲載されている作品をチェックします ← →

 ただ、ガイドブックに記載の展示室番号には、一生懸命に探しても見つからなかった作品も多々ありました。見落としたのかなぁ。

 基本、ガイドブックの必見作品を参考にしつつ、あとは趣味に走った鑑賞です。

故宮博物院 宗周鐘



 鳥さんが可愛い♪ので、撮影&掲載(*^^*)
 真ん中の写真の向かって左の香炉(?)の上にも鳥さん。鳳凰なのかな?


















 どの動物たちもユーモラスなとぼけた表情。

 ← 見る角度によって、変形合体ロボのような造形に思えてしまいました。






















 陶磁器のエリアには、様々な形の色鮮やかな器の数々。

 赤ちゃんの枕は、可愛いうえに有名らしいです。
 三彩馬球仕女俑は、唐代に造られたものだそうです。それで、この色彩と造形。スゴイ!の一言に尽きます。

故宮博物院 白磁嬰児枕


故宮博物院 三彩馬球仕女俑



 宗教関連の展示室も見学しました。

 ← の向かって左の仏さまが身体を捻っているポージングが、キマッています。

 私たちが今回見学したときでは、このエリアが最も見学者さんが少なかったエリアかも。



故宮博物院
青銅鎏金釋釈迦牟尼佛坐像

 ← の釈迦牟尼佛座像は、北魏の時代のものだそうです。約1500年前の仏像。それがこれだけの完全なお姿で残っているとは。

故宮博物院
青銅鎏金佛塔(一部)

 こちらの仏塔は、明代の作品。
 ← が基盤の部分。→ が全体。基盤部分の彫刻が、いい“お仕事”しています。
 

故宮博物院
青銅鎏金佛塔(全体)

 ガイドブックの必見として「雕象牙透花雲龍紋套球」が掲載されていましたが、それが見つからず、博物院の係員さんにガイドブックの該当のページを見ていただいて教えていただいたのが、こちらの「雕象牙透花人物套球」。

 「雕象牙透花雲龍紋套球」は、このときは展示していなくて、「雕象牙透花人物套球」が展示されていたという解釈でよいのでしょうか?

 「雕象牙透花雲龍紋套球」は象牙の内部が24層に分かれているのに対し、こちらの「雕象牙透花人物套球」は17層に分かれて彫られているそうです。いずれにしても、精緻な匠の技の一品。グルグル周囲を見て回って見学しました。

故宮博物院 雕象牙透花人物套球



 



 故宮博物院には、時計 ↑ も展示されていました。時計も精密な工芸品ですか。
 → も木の実に恐ろしく細かく彫刻を施された作品。これを彫るのは気が遠くなりそう~。
 1階の清代の家具の展示室まで辿り着きました。

 清の貴族のお屋敷を再現する感じで展示してありました。イメージしやすくていいかもです。

 これで、今回2019年6月の故宮博物院見学は終了です。

 まだ書画のエリアは見学していませんが、見学開始から2時間30分経ち、膨大な量の美術品に圧倒されて疲れ切ってしまいました。

 いつか書画のエリアも見学できる日が来ますように。

故宮博物院 清代の家具