航空科学博物館
2025年10月

成田


成田空港第2ビル
バスターミナル

 9時02分、成田空港第2ビルのバスターミナルNO.4乗り場に到着。

 9時12分、JRバス関東に乗車。どうもバス乗車に一抹の不安がある私たちは、乗車する時に運転手さんに「航空科学博物館へ行きますか?」と、しっかり確認しました。もちろん、運転手さんのお答えは「はい、行きます」です。
 バスの運賃240円はSuica払い。

 同じバスに乗車した私たち以外の乗客さんは男女各1名ずつ。
 どう見ても、お二方とも空港関連のお仕事に従事されていて、職場への出勤途中といった風情。ものすごくアウェーな空気が漂っているように感じてしまいました。

JR関東 バス車内


バス車内から 成田空港

 バスの車窓から見える成田空港。

 成田に来て、外から成田空港を眺めるのはどのくらいぶりでしょう。大人の遠足をしているようでウキウキ。
 乗車して十数分以上経ち、もうそろそろかなと時計をチラ見する時間に突入。9時32分、航空博物館のバス停に到着。
航空科学博物館 バス停

 航空科学博物館のバス停はJRバス関東と京成バスが兼用で、道路脇ではなく敷地に入る形でロータリー状になっていました。
航空科学博物館 バス停


航空科学博物館 バス停 道路脇


 航空科学博物館のバス停の道路脇には、小型航空機がシンボルのように立っていました←。

 乗車してきたバスがロータリーをクルッと回って道路に出ていく→のをお見送り。

航空科学博物館 バス停より
乗車したJRバスを降車後撮影


航空科学博物館

 航空科学博物館の開場は10時。開場時間の30分近く前に到着。

 私たちが到着したときには、もう先客さんが少なくとも2組いらっしゃり、1組の親子連れさんは博物館の玄関前で待機し、もう1組の友人2人組さんは、博物館前の屋外エリアに屋外展示されている各種航空機類と周辺の働くクルマを激写されていました。
 私たちも開場前のひとときを、屋外展示エリアに展示されているたくさんの航空機類を激写タイム。

航空科学博物館 屋外展示


航空科学博物館 屋外展示

 私的萌えポイントの働くクルマに牽引される航空機✈ 働くクルマがトラクターのようなのも可愛い☆

 屋外展示を趣味の赴くままに撮影していると、アッという間に時間が経ち、9時55分を過ぎていましたので、博物館の玄関前に並んで開場を待ちます。

航空科学博物館 屋外展示


航空科学博物館 体験整理券

 10時開場。
 航空科学博物館入館料900円はカード払い可。

 入館後にまず向かったのが体験展示受付カウンター。ここで、受付スタッフの男性に、ボーイング747-400 大型模型操縦体験(1グループ700円)とボーイング747-セクション41搭乗体験(1人500円)の申込み&料金お支払い。料金はカード払い可。
 受付スタッフさんにボーイング 747-400大型模型操縦体験とボーイング747-セクション41搭乗体験の連続体験が、時間的に可能かお尋ねしたところ自信満々に「大丈夫です」。そんなにきっぱり言い切って大丈夫なのかなと逆に心配になったりして…。「体験時間の10分前に受付の正面に集合」と言われたので、渡された整理券の写真を近くで撮りながら待機。
 集合時間に集合場所に集まったのは、私たちのほかは男性2人組さん1組だけ。

 現れたガイドさんは、何と先ほどの体験展示受付カウンターの受付スタッフさん!受付スタッフさんからガイドさんに変身♪

 10時10分、大型模型操縦体験スタート。

航空科学博物館 ボーイング747-400 大型模型

 大型模型操縦体験参加者4人にどこから来たのか尋ねるガイドさん。ガイドさん曰く「来館者の80%以上は千葉県外から」だそうです。まぁ、成田空港至近ですから…と納得。

航空科学博物館 ボーイング747-400 大型模型
プロジェクションマッピング

 まずは大型模型の周囲の壁に映し出される航空機の離着陸、空港周辺、コックピットから見られるであろう景色を鑑賞。

 その後、大型模型周辺に展示されている展示品の紹介・解説。

 解説がなければ気にも留めずに通り過ぎてしまいそうな展示品たちを説明を聞きながら見学。
 ガイドさんの“飛行機LOVE”のオーラが全身から轟々と燃え盛るのが見えるような熱心な語り口。

 ガイドさんはどうもかつては航空機製造会社関連に勤務していたようで、コックピットに入って飛んだ経験もあるらしく、そのときに「機長がオートパイロットで着陸する様子を見せてくれた」そうです。

 ガイドさんの説明付きで展示品を見学できて、大型模型操縦体験がなかったとしても、ものすご~く充実していて、これは申込んでよかったぁ☆
 エンジンにプロジェクションマッピングで空気の流れが映し出されます。

 エンジン内の空気の流れが色分けと動きで分かりやすく表されて面白かったです。私には言葉での説明は無理ですので、お知りになりたい方は、ぜひ、実際にご覧になってください。

航空科学博物館 ボーイング747-400 大型模型
プロジェクションマッピング

 ずっと、男性2人組さんと見学していて、このお2人は航空会社か空港関連企業か航空機製造会社か、とにかく航空関連産業に従事されているか、または従事しようとしている方ではないかなぁと思ったりしました。何か私たちのような「わ~い♪飛行機☆」ではなく、一歩引いている姿勢を感じるのです。

航空科学博物館
ボーイング747-400 大型模型操縦体験

 ここまで、航空機について事前学習してから、実際の大型模型操縦体験に。

 受付番号1の私たちが大型模型の操縦室に。同行者さんが機長席、私が副操縦士席に座ります。ガイドさん曰く「副操縦士が作業がたくさんあって忙しいですよ」。
 ガイドさんに説明を受けながら、指示に従って、あちこちのレバーを上げたり下げたり。それも誤って触れたときに動いてしまわないように、引きながらとか押し込みながら動かすといった一手間が必要です。

 パイロットもののドラマを見ているだけでは分からない気づきがあり、思わず「ドラマだと簡単そうにやってたのに、実際にやってみると全然違う」と心の中でつぶやいたり。

航空科学博物館
ボーイング747-400 大型模型操縦体験


航空科学博物館
ボーイング747-400 大型模型操縦体験

 ガイドさんに機体を急降下している状態に設定されて、「ここでどうやって機体を正常に戻すのか」とミッション。ガイドさんの言う通りに操縦桿その他を動かして正常姿勢に戻すことに成功した同行者さんは「なかなか上手」と褒められてご満悦。

 これで、私たちの大型模型操縦体験終了。想像していた何倍も充実した楽しい時間でした。
 右の写真の中央右側のコックピットにある操縦席に座って、大型模型を操縦しました(^^)v

 大型模型操縦体験が終了したのが、10時45分ころ。これから次に申込んでいるボーイング747-セクション41搭乗体験の開始時間11時15分の10分前の集合時間までに、館内の展示品をクルッと時間の許す限り見学。

航空科学博物館


航空科学博物館

 順路に従って見学していると小型機のコックピット部分が展示されていて、どうも乗り込んでもいい模様。

 早速、乗り込んで記念撮影。

航空科学博物館

 こちらの機器はアナログな世界。操縦席への出入りが非常にしにくい機体でした。

航空科学博物館

 中央棟、西棟、東棟の2階部分を見学。ディスプレイ多め。映像で見るスーツケースの旅が面白かったかな。

 まだ集合時間まで少し時間があったので、3階の展望台に行って隣接している成田空港の滑走路を眺めます。
 博物館の展望台からは、思っていた以上に成田空港の滑走路がよく見え、しかも続々と離陸するために並ぶ航空機がいて興奮。わ~い♪と写真撮りまくり。

 集合場所に到着すると、「全員集まったので移動しましょう」と言うボーイング747-セクション41搭乗体験のガイドさん。ええっ!この方は…

航空科学博物館より 成田空港滑走路

 なんとボーイング747-400 大型模型操縦体験のガイドさんとボーイング747-セクション41搭乗体験のガイドさんは同じ方、つまり体験展示受付カウンターの受付スタッフさんでした。

空科学博物館
ボーイング747 機首部分(3階展望台より撮影)

 どおりで自信満々にボーイング747-400 大型模型操縦体験とボーイング747-セクション41搭乗体験の連続体験が可能とおっしゃるわけです。両方とも、ご自身がガイドさんだったとは!

 参加者は、親子連れ3人組さんと男性2人組さんと私たちの合計7人。男性2人組さんは、先ほどの操縦体験のときとは違う方々。

航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験

 館外に出て、ボーイング747-セクション41搭乗体験のエリアへ移動。B747の機首部分が展示されていて、このガイドツアーで内部に入って見学・説明をしていただけます。
 離着陸に使用する車輪。間近で見ると深い溝が刻まれていますが、この溝、1か月もしないうちにツルツルになってしまうそうです。ビックリ。
航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験

 回転している車輪は格納庫に格納時に、右上の写真のペダル?で物理的に回転を止めるそうです。
 機体に入る手前で機体に付いている2本の突起物についての説明。これらはピトー管で航空機の速度を測定している計測器。凍らないように非常に高温に熱せられているので不用意に近づくと大変なことになるそうです。

 ピトー管、映画「ハッピーフライト」に登場していた機器ですよね。ガイドさんにこのピトー管を示されて、ずっと「ハッピーフライト」に出てきたヤツ☆と心密かにワクワクしていました。

航空科学博物館
ボーイング747-セクション41
搭乗体験


空科学博物館
ボーイング747-セクション41
搭乗体験

 迎え角(AoA : Angle of Attack)センサーは機首の左右に取り付けられていて、機体周りの気流の向きから進行方向に対する航空機の機首の上下角を感知する装置ということのようです。航空機の水平や姿勢を制御する的な?
 機首部分に入ると、目に飛び込んで来るのが剥き出しの窓の部分→。幾重にも断熱しています。
航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験

 足元には、機体下部の様子が見られるようになっています。
航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験


航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験

 機内の送風設備。

 こちらの空調設備で機内の空気の給気・排気をしていて、3分間で機内の空気全部が入れ替わるそうです。3分で入れ替わるなら、ウィルスが蔓延しているヒマはない…でしょうか?
 機体の天井部分にはワイヤーが入りめぐらされていて、機体の様々な制御を行っているそうです。

 ワイヤーが縦横に真っすぐに張られているのではなく、斜めに張られているのが職人の技!のようで面白いかも。

航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験


航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験

 機体下部のコンピュータ関連。

 航空機は後部の尾翼近辺が事故になったときに残り易いのだそうで、機体後部の不具合が原因で事故になった例はこれまでにたった一例…あの墜落事故だけだそうです。
 離着陸時に使用する車輪は、油圧、電気系統など、何系統もバックアップがあるそうですが、それら全ての手段が使えなくなった場合は、手動で車輪を降ろすことができるそうで、右の写真の中央部分の機器を操作することによって車輪を降ろせるそうです。ただし、これまで、手動で車輪を降ろしたことはないようです。

 話がマニアックになっているような…ガイドさん、楽しくて仕方がないというオーラ全開でお話しが止まりません。

航空科学博物館
ボーイング747-セクション41
搭乗体験


機航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験


航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験


機航空科学博物館
ボーイング747-セクション41
搭乗体験

 ガイドさんの一通りの説明が終了した後は、グループごとにコックピットの操縦席に座って記念撮影。ガイドさんが複数枚、写真を撮ってくれます。

 この回に参加の男性2人組さんも何だか空港関連産業の方っぽい印象。

 最後のグループである親子3人組さんの記念撮影が終わると、ガイドさんの補充説明と参加者からの質問に答える時間になりました。
 B747は2階席があり、2階席からの非常時に脱出するドアから飛び降りるとき、脱出ドアは高さがあるために右の写真の黄色の脱出装置を握って飛び降りると途中で止まるので、そこから下まである程度の距離になっているそうです。それを聞いたとき「脱出装置を使えるのは先着5名様?!」と思ってしまいました。それとも、これを使うエリアに搭乗しているのは5名以内の設定?
航空科学博物館
ボーイング747-セクション41搭乗体験


航空科学博物館 バス停より
乗車する京成バス

 12時20分、ボーイング747-セクション41搭乗体験終了。B474搭乗体験の予定時間は50分のところ、1時間5分。ガイドさんが熱く語りまくって楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。

 12時35分、航空科学博物館発。時刻表では12時31分になっている路線バス。路線バスではこのくらいの遅れは誤差のうち?成田空港第2ビルへ向かいます。
 帰路は京成バスを利用。

 乗車していたのはのは、会社員さんお一方と私たちの3名のみ。

 京成バスも運賃220円はSuica払いできました。JR関東と京成で微妙に運賃が違いますが、そこは利用の時間帯を優先しました。

京成バス バス車内