| Jリーグプロサッカーチームを作ろう
さかつくがついにドリーへ。ところが、俺的にはあまり長くプレイする気にならなかった。前作までなら「3-4-3で攻撃重視!」とか、好きな戦術やフォーメーションでつきすすめたんだけど、どうも今回は「システムとしてのモダンサッカーの再現」みたいなのをやろうとしてるみたいで、イマイチ俺の目指しているスタイルでのプレイがしづらい。戦術、監督、フォーメーションの全てが噛み合わないとうまくいかないってのは、当たり前なんだけど、俺のような戦術をやろうとすると、それが出来る監督なんかがちっとも居なくて非常に困った。連携を重視したのはとても良し。逆に連携が悪いと人間関係も悪化するというのは、なかなに深いね。 経営面に目をむけると、選手は金食い虫だし、客はちっとも入らないし、非常に厳しい。当たり前だけどさ。不満を金で解決と言うのは、非常にリアルでプロらしくてよし。 でもね、俺にはどうしても元祖のオープニングと最初の1勝の感動が、こいつからは感じられないんだよね。簡単になって間口が広くなったのはいいんだけど。 |
| 神機世界エヴォリューション
99-01/21 何となく買ってみらびっくり。マグの設定年齢16歳なんだって。 駄目だ!マグ10歳でリニア11歳という事に俺的に決定。そんでもって(以下検閲により削除) ゲームは普通。薬になるかは俺には判断しかねるけど、少なくとも毒にはならないよ。普通に遊べるし難易度も普通、というか低め。最後の最後まで引っ張るキーワードが「借金」というのが中々いいかんじ。 サターンの時に出来なかった「普通のRPGをハードの発売直後に投入」ができた功績は大きいと思う、流石スティング。次作はまたバロックみたいなソフトを希望。 |
ジェットセットラジオ主張で戦え! カオス理論どおりにフラクタルな様相を醸し出していた、とある回のTGS。そのパターン内に生じた綻びを、俺は3つ見つけた。アーマードコア2は、その頑ななまでの保守的設計とハードの進化に基づいた表現力で。 鈴木爆発は、凄まじく豪快なプレイヤーうっちゃりっぷりで。 そしてジェットセットラジオは、要素全てを凝縮してただその一言に昇華させたセンスというもので。 たしかスクウェアあたりに群がったひとゴミにもまれ、あまりの見る出展の無さっぷりにもう帰ろうかと思っていた頃、かなりげんなりして寄ったセガブース。シェーディングかけないあの独特のキャラを見て、よく観察するとどうも全部計算してあの2段落としをやってることに気づき、挙句に建物の影がキャラクターにきちんと重なる事実に驚愕して、そしてその媚びていないとんがり具合にちょっとだけ期待して、ちょっとだけ気分を治して帰宅した。 どんな権力も、どんな暴力も、俺たちを消し去ることは、絶対出来ないやらせない。どんなに抑圧されようが、どんなに弾圧されようが、俺たちは声をあげる。俺たちはここにいる。俺たちはここにいる。主張が武器だ!レジスタンスは不屈だ!負けない限り負けない! こういう一本通った、とんがったセンスのゲームは気持ちいいね。メガドラやサターンみたい。 でもやってることは軽犯罪及び条例違反で罰金2万円か懲役3年以下です(TT |
| スペースチャンネル5 スペースマイケルに俺たち大喜び!しかも本人に許可とったそうです!(笑) 既存のこういうリズムゲームをこれまでそれなりにやったんだけど、どれも共通するのが「っていうか俺指示しか見て無いじゃん」て事。パラッパでもなんでもいいんだけど、指示やタイミングを見てて画面のキャラを見てないんだよね、プレイヤー。だからどんなゲームが出てやってみても、結局自由勝手にリズムとって遊べる、トージャム&アールのサウンドテスト「jam out」ほどの楽しさは感じなかったんよ。楽しいの後ろのギャラリーだけ。 でもこのゲームは、やっとこさ画面見るチャンスが来たゲームなんだよね。指示は全て耳から入ってきて、視覚は自由。やっと自分のプレイを見られるようなゲーム出たわけよ。つうわけで俺的にお気に入り。ゲームショーで大宣伝してたけど、しなくてもいいんだよこういう品はさ、自然に受けるから。もっとサードパーティーとかにお金使ってやれよ全くもう。 まあとにかく、考え抜いて手を抜いた様々なデザイン、めちゃめちゃ気を使っているサウンド周り、雰囲気に合ったキャラ等々、かなりいいかんじ。徐々に上がる難易度も、自然に慣れて上達するのであまり気にならないのも良い。まるで1943やってて、プレイ中は気づかないけど、実は1面と16面だと自機の速度全然違うみたいな、プレイヤーに感じさせない流れはお見事。でも続編出すなよ!(笑)終わりよければなんとやらなんだから。 |
戦国TURB
99-01/14このソフトの為にドリー買いました俺。ええ、何の躊躇いも無く。ゲームはエリア攻略型のアクティブRPG兼SLG(この表現が間違ってるのは承知の上でだ)だけど、肝心な世界感やキャラ、ストーリーが、もう何もかも投げ出しちゃってるというか、このゲームだけのマイワールドが出来ちゃってるというか、ううむ、上手く表現できないなぁ。まあ、はっきり言っちゃえば気違ってるって事なんだけど。 んでそのイカレた世界は、キャラクター達にとっては普通の日常、当たり前だから普通に受け止めてて、それがプレイヤーにとっては非常に気違ってて俺的に最高。キャラ全員がみんなマイワールド持ってて、自分の世界観で勝手に生きてる気がする。 生きた妖精を食らい、部下の兵士をドラッグ漬けにしてジャンキーと化させ馬車馬のようにこき使う。敵をキャノンで爆殺し、「かわいいでちゅねぇぇ、部下になりまちぇんか?」と無害な住民に近寄り、変換失敗したら「失せろこのゴミ屑!」。いいです、最高。 それはまあいいとして、このソフトの一番恐ろしい点は、ドリーの比較的初期のラインナップだったという事。ゲーム界が「プレステの優勢下に投入されるセガの新ハード、はたして覇権を奪えるのか、そしてプレステ2は出るのか」みたいな風雲急なタイミングだってのに、そういう俗世を完全に無視して、というか眼中に無い孤高のキチゲーが、よくこんなタイミングで発売できたよね。 俺のツボにはまっちゃったので大好きですわ。 |
| 戦国TURB ファンディスク
正しくは戦国TURB Fanfan I※me Dunce-doublentendre でいいかな。 垂れ流した脳汁を塗り広げる為の、パテとなるソフト参上。それがこの戦国TURB FID。ただでさえ大問題作である筈のTURBの、ファンディスクを出してしまうという事実の裏に、SEGAはNECに何か弱みでも握られているのではと、要らぬ勘繰りをしてしまいます。するよね。 ファンディスクという性質上、内容がバラエティに富んでいて多いので個々に解説してみるよ。 ・戦国TURB episodeZERO 前作の敵味方を入れ替えたゲーム。ガートルードを操ってねこ軍をみなごろすべく戦う。内骨格を敵に突き刺すというガートルードの攻撃が(本当にそうかどうかは知らねぇ)どっかのスーパーヒーローみたいでかっこいい。パワーアップがカレーだったり、味方を増やすには木に生っている羊を採ったりと、そのへんの理不尽さは相変わらず。前作同様、かなり単調な繰り返し作業になるのは同じ。 ・ぴょんぴょんザ・レース 「できそこない」が引っ張る戦車に乗り込んで競うチャリオットレース。鞭を振って加速するという非常に有りがちなシンプルなレース。なのはコース2までで、コース3からは乗り物はホバーで速度10倍、操作はLRのみで左右のスロットルで舵を切るという、完全に別のレースに様変わる。でも「できそこない」は選ぶ(笑)、しかも乗せる(笑)。 ・爆突TURB バードビュー(この言葉著作があるらしいよ)の「戦場の狼」。操作はシンプルで連射ボタンと溜め撃ちボタンで攻撃。アナログキーと十字キーで移動。これどちらでも移動という意味じゃなくて、アナログと十字でショットが変わるという非常に珍しい設計。たとえばショットがレーザーなら、アナログ連射ボタンだと多方向連射レーザーで、十字だと前方ツインレーザーになって、溜め撃ちも波動砲と極太レーザーだったりする。残りのボタンはボムである「ねこぱけっとライフバーンボンバー」にて使ってしまっていて、あまつさえそのボムも、助けたねこぱけっとを特攻させ自爆。肉弾幸なボムです。で、移動キーによるショットの撃ち分けなんだけど、設計上どうこうという理由じゃなく、何となく「レバーが2本あるのに勿体無いから」とか、そういう適当な理由でこういう作りにしたような気がする、俺がそう思うだけだけど。ちなみにゲームそのものは、軽快な操作感とマッチした曲、内容のシンプルさが混ざり合って、非常に心地よく遊べたりするよ。ああ、昔のゲームはみんなこうだったよな。 ・パクファモロワ!! 照準を動かして敵を撃つ。シンプル過ぎて、かつあまり変なところも無い為に面白みに欠ける。 ・New Kipp Diving 俺的大絶賛ゲーム。中身は所謂「噴射して着地」ゲームで、基本的に非常に単純かつ明快。ただ、それに留まらないTURB臭がこのゲームを言い様の無い切ない雰囲気のゲームに仕立てている。残機無し、黒い画面に緑1色、キャラデザインは相変わらず意味不明かつ適当、不必要なまでに滑らかに計算され動くキャラクター、そしてまるでトリオザパンチの如く、止まることなく成り続けるアコースティックギター風の切なげなエレジー。「画面外に出たらゲームオーバー」という情け容赦無いルールなので、自分の操作ミスで吹かし過ぎて画面から出そうになり「ああ、出ちゃう出ちゃう出ちゃう…出ないでくれぇ…あー!」と、凄まじく脱力するこの切なさ。嫌なのに拒めない悪質な常習性がこのゲームにはある。 ・戦国カメラマン セーブデータを元にして、勝手に動き回るじのちゃん達を、カメラアングルを操作して写真に収める。この発想と撮影エンジンが元となり、後に「カードキャプター桜」となってゲーム化される事となる(予想)。 ・キャラボス ・ボンボエナジーホール ・ねこ軍のテーマ おまけ画像、BGM、ムービー等を見たり聞いたり。もちろんTURBなので正気じゃない。 ・らいよんが起きていた頃 読んでいると頭がより変になるショートストーリー。パワー全開っぽい。 ・ひみつ研究所 今作にてもっともヤバくて危険な部分。特定のフレーズについてひつじ博士となのれー博士(というか本人達)が、思出や感想や関係無い話や意味不明の台詞をぶつぶつと喋る。確かに見てはいけないものを見た気分になれること請合。 ・ドットえ I ※ me ・え I ※ me VM用の、またはファンからの絵とか見られる。 ・おれたち スタッフロール。いいのかこれ。 各所においてTURB力全開。好きでないと耐えられないし、好きだと我慢できない。危険なソフト。ただし「このソフトを面白がっている自分が面白い」感じになってくると違う気がする。 |
| ゾンビリベンジ
「死ぬのは恐くないか?」 ゾンビに足4の字で一世を風靡したアーケードが早くもドリーへ。殴るゲームだけど、銃メインで戦わないと死ねる。難易度はアーケードのままなので、徹底的に覚えてダッシュアタックで武器を落とさせて、場面場面でパターンを作らないと駄目。まあ、覚えゲーだいね。 とにもかくにもこのゲームの魅力の9割方は、毒島こと工藤ちゃんにあるのは言うまでもなし。手刀でゾンビを切り裂き、足4の字をかけ、リバースされて床を叩き、44オートマグで腐れ脳みそを打ち抜く。その工藤ちゃんも、なんだか山にこもって変な技を身につけてきたと言う、波裏拳ポリマーのような胡散臭い経歴の持ち主でもう最高。 最近こういうあほなアクションゲームってちっとも出ないから、俺的に大好きだ。 |
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