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原爆の図丸木美術館 企画展








2008年13日[土]―1025日[土]


オープニング・イベント
13日[土]
午後時〜6
展覧会合評とパフォーマンス

オープニング・イベントスケジュール 出品者一覧



〈今日の反核反戦展2008〉趣意
針生 一郎(原爆の図丸木美術館館長)
 昨秋出た姜尚中と小森陽一の対談『戦後日本は戦争をしてきた』(角川ONEテーマ21)ほど、今日の状況を的確に分析した本は少ない。
対談の発端は9・11以後のアフガニスタン、イラクへの攻撃が、ブッシュによって「テロル」と抽象化された怪物か虫けらに対する「正義の」戦争と規定され、しかもハイテク兵器を駆使して米軍の死傷者ゼロをめざし、両国とも政権をたおして暫定政権を擁立しながら、民衆のテロルはやまず米軍の死者4000人に達し、駐留も両大戦の4年間をこえて泥沼化している事態にある。
わたしならそこに、イスラエルが公然と核武装してパレスチナ人をはじめ、アラブ人を脅迫するのを、ブッシュ政権は「同盟国」として黙認し、むしろイスラエルに敵対する隣国のイラクを攻撃する口実に、「大量破壊兵器温存」という情報が不確実とわかると、フセイン独裁政権の打倒を理由にあげるなど、「正戦」の大義名分などどこにもないことを補足しておきたい。

 だが、この対談は書名通り、戦後日本が天皇制温存と抱きあわせに非武装不戦を決めた、いわゆる「占領軍押しつけ」の憲法を受けいれながら、現実には過去の戦争への反省もなく、終始戦争に荷担してきたことへの批判に力点をおく。
朝鮮戦争で米軍の出撃基地と特需工場となり、日本が経済復興の端緒をつかんだことは知られているが、講和条約と同時に締結した日米安保条約により、米国の核のカサに守られながらの再軍備の方向が固定され、ベトナム戦争への米軍介入後も日本の軍事的役割は増大して高度経済成長を支えた。
小泉内閣になると憲法改悪の瀬踏みのように、自衛隊艦のインド洋での米艦補給活動や自衛隊のイラク駐留が強行される。
それに対して、対談者たちは日本が米国の核のカサを脱却して、アジアの同盟関係を強めること、北朝鮮の拉致問題についても安倍晋三のように「経済制裁」一点張りではなく、正常な国交を確立した上で民衆に自由の風を吹きこむことだ、と一々共感できる提案もする。
しかも、この二人が朝鮮戦争勃発の年とその休戦協定成立の年に生まれ、それぞれ別の大学を出たのに、東大出だけでは権威を保てなくなった東大の教授に迎えられたことも興味深い。

 ところで、この本の内容を受けとめると、今日の反核反戦運動はヒロシマ、ナガサキの原爆惨禍と近年の劣化ウラン弾などの核兵器による被害、アジア太平洋戦争における日本の戦争責任とベトナム戦争からアフガン・イラク攻撃におよぶ米国の戦争責任を串刺しにせねばならない。
それは大変複雑で困難だと思う向きもあるだろうが、そんなことはない。
戦争はごめんだ、核兵器はもうこりごり、という単純な思いは民衆ならだれにも共通しており、国家にまるごと身を預けなければ、正義の戦争などどこにもないとだれでも直観している。
とりわけ芸術では、身近な人権侵害や公私の分裂をのりこえて、反戦反核の意志に結ばれた無数のコアが、政党や労働組合にも先導されず、国境すらこえたネット・ワークをひろげることが急務だと、アントニオ・ネグリらの『マルチテュード』が力説する通りだろう。

 その意味で丸木美術館に会場を移して以来、多くの出品者、協力者を得て、すっかり同美術館恒例のよびものとなった〈今日の反核反戦展〉に、今年も多くの美術家の出品と協力を仰ぎたい。
冒頭にあげた姜・小森対談が示唆するように、この展覧会が米国と日本の政府批判におよぶのは当然だが、少なくとも東アジア諸国にも出品を求めるべきだという声も、国内の出品者からおこっている。今年は間に合わないが、次回からその方向で努力したい。


特別出品(アートスペース)
イスワント・ハルトノ(インドネシア)

写真は作品イメージ


出品者(86名)
相本 満
平和会議I
2008年 100*100*30cm

浅野康則
dialogue "08
2008年
井口環誠
環 No.211
2005年 55*90*5cm

写真は参考作品
「環 No.215」2005年
池田龍雄
散りそこねた桜の碑
2008年

写真撮影:大谷雄暁
磯部廣二
呼気
1999年 12*42*27.5cm

稲垣三郎
日輪何処へ
2008年 80*80cm


井上活魂
ベェーダ人の子
2008年 100*100*100cm

写真は参考作品
「アッカンベェーダ人ズ」2008年
井上肇
反魂の刻
1984年 112*162cm

イレイ キミコ
Morning

  2007年 70*60cm
上野秀一
風 080901
2007年 F30号 油彩

宇田川明子
生きる
2008年 72.8*51.5cm

写真は参考作品
「コロニー」 2005年
江口シュウ
蒼の相貌
2008年 73*91cm

大津年雄雄
この地球上に戦禍は止まないけれど、吾が足下から平和が阻害されようとしている。最も身近なところが危い形勢。どうして見逃がしていられようか。
太陽暦2008年

写真は参考作品
「人人の悲願、尊い平和、その希求を未来へも」

大平 奨
景 N.08-7
2008年


写真は参考作品
「景 N.08-6」2008年
小畑和彦
ソング「群」(未定)
2008年 60*90cm


写真は制作途中のものです
笠原宏隆
sting
2008年 90*50cm

写真は作品部分
上條明吉



写真は参考作品
「存在の不安」2006年
喜屋武貞男

2008年 73*91cm
國重陽子
鳥―裂(さん)
2005年

久保俊寛
廃仏毀釈と日本人
2008年 90*70cm

黒田オサム
ちんぷんかんぷん
2008年 ドローイング

写真はパフォーマンス
小林政雄
地雷を踏んだらサヨーナラ
2007年
小堀八千代
地球塵
2008年 91.5*60.5cm


近藤あき子
No Kill
2008年 91*73cm
佐竹伊助
終焉―たゞ見てるだけ?
2008年 91*60cm

写真は参考作品
「繰り返される悲しみ」2007年
佐藤俊男



写真は参考作品
「世界の子どもたちへ平和を」2008年
島村喜兵衞
非情強者と弱者と亡者
2008年 91*73cm

昇運
生命・愛・平和より3点
2008年 F4(3枚)

写真は参考作品
「生命・愛・平和」より 2008年
鈴木法明
消し去りたい記憶
(広島・長崎・2001.9.11)
2008年48*72*75cm

鈴木文枝
平和という音色
2008年

清野光男
METALRAIN 08-D
2008年


写真は参考作品
「METALRAIN 07-B」2007年
瀬川明甫
埋没
2000-2008年 73*91cm

千正博一



写真は参考作品
「時代は混乱へ(U)」2005年
武内光仁
我・蟲になりても
2007年 80*70cm


武田美通
一瞬の閃光が……
2005年6月 60*60*95cm
田島和子



写真は参考作品
「最後の旅」2006年
橘 良子
創世 I
2007年 72*54cm

建畠玉美
Detached Pockets
2008年 100*80*25


写真は参考作品
「Detached windows」2007年
撮影:三上仁
谷口 僚
偽装日食に覆われる日
2008年
椿原-田中章代
eye catch 2008年07月27日、
セイブ・イ ラクチルドレン・
名古屋の展示
「日進平和の集い2008」
日進市、愛知県
2008年
写真/縦 21.0cm × 横 29.7cm
(額込/縦23.2cm × 横 31.8cm)
+T-シャツ1点
セット 縦 70cm × 横 90cm


出店久夫
コラージュ '08―蒼穹
2008年 47*90cm
中谷美弥



写真は参考作品
「憲法9条を守ろうシリーズ 証言」

中村安子
瞬時の平穏
2008年 72*93cm
奈良幸琥
白き龍に捧ぐ
2007年 1800*50cm


*写真はパフォーマンス 2003年
オープニングイベントでの
パフォーマンス動画

西村幸生

2008年 S30号
bug-depayse
(パフォーマンス参加)


写真は2007年度作品「苔」
ダンス・演劇・映像による
ミクスチャーの舞台
団体HP http://bug-depayse.org
原健吾
反撃の狼煙
2008年 91*60.5cm

原 弘
'08 内面空間―IIA
2008年
原田一
ラインシリーズより 黒い空間―環
(かん)
1994年 70*70cm


ヒーロー伊藤
EXIST2008
2008年 90.9*72.7cm

写真は参考作品
「朝の散歩」2007年
藤井人史
VOICE
2008年 90*70cm


藤井由美子
夏の記憶
2008年 130*80cm
藤岡星人
春の祭典
1985年 75*87cm

藤田美世子
花に托して平和を願う
2008年初夏 55*46cm ちぎり絵

古田由美子
時の門
2008年 91*72.7cm


写真は参考作品
「青の門」2007年
星野文昭
心を豊かにするアネモネ 他
2007年 36*26cm


作者は1971年沖縄闘争で機動隊員殺害容疑にて無期確定、無実を訴え再審請求中・徳島刑務所収監
堀川紀夫
E-mail stamps Series
(おわびをする人)
2001-2008年

本多和夫
立ち上がる人
2008年 91*73cm
本多文代
ニュー・エイジ
2007年 32*24*42cm

前山忠
黒い日の丸
2008年 45*65cm 布にサインペン


松本弘
PeaCE4
2007年 73*73
松本由紀子
汚染
2007年10月 85*71cm

写真は参考作品
「汚染」2007年

万年山えつ子
生きる No.17
2008年 S30号
三木祥子
eARTh #8.6
2008年 65*95cm
水谷イズル
杖持てる女
1997年
南阿豆
『ピースフラワー』の為の痕跡
2008年9月7日 90*100cm

写真はパフォーマンス
「絵が上手なうちの婆ちゃんは農家でした」
2008年8月 高円寺中央公園
南照子
SHIN化
2007年 98*66cm

写真は参考作品
「SHIN化 A」2007年
美濃部民子
都市伝説―小舟の行方
2008年 72.7*60.6cm

写真は参考作品
「都市伝説―水の中の太陽」2008年
宮下 泉
カン・缶・かん
2008年 91*72.7cm
宮部真知子
乱舞 2007
2007年 36*24cm

村田訓吉
私達は愛と平和と青い地球が大好きです。この指とまれピースタワー
2002年から現在に至る
望月裕子
Verte 08-3
2008年 81*87cm


写真は参考作品
「Verte 07-D」2007年
森田益生
Untitled
2008年 90*90cm

薬師寺波麻

2008年

写真は参考作品「地」
八鍬瑞子
オリーヴの記憶
2008年36*44cm(2点組)
和紙・オリーヴの枝葉・糸
オリーヴオイル・油紙・金属
ドーサ・柿渋



安田薫
それぞれの燈
2008年 90.9*72.7cm

写真は参考作品
「―景―」2008年

柳 賢男
兵器の在りし日を偲ぶ大きな花の木
2008年 30号

山川靖夫

2008年 41*61cm

山ア涯之
遺品
2008年 42.2*35cm
山田實
反戦
2008年 60.6*91cm

横前裕子
あの日
2008年 72.7*90.9cm

吉岡セイ
劫火
2008年 91*73cm 油彩

吉川晶子
閉塞―分離壁の内側の人々―
2008年 60*90cm

吉田キミ
帆船
2007年 50.5*74cm

写真は参考作品

リチャード・グレハン
towards the light
2008年 29.5*29.5cm 木版画

鷲見哲彦
ホリゾン '08
2008年 42*42cm(2枚組)

写真は参考作品
「ホリゾン '01」2008年


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オープニング・イベント
月13日[土]
午後2時〜6時
展覧会合評とパフォーマンス
14:00-15:00 相互批評会
15:00-15:30 bug-depayse パフォーマンス
15:30 乾杯・懇談
15:40-16:00 イスワント氏挨拶
16:00-16:30 奈良幸琥 パフォーマンス
            (youtubeへのリンク)
16:30-17:00 南阿豆 パフォーマンス
17:00-17:30 村田訓吉 パフォーマンス
17:30-18:00 黒田オサム パフォーマンス